HDEは、これまで個別製品で提供してきたメールセキュリティの各種機能を1つに統合した「Secure Mail FINAL」を発売する。
HDEは12月11日、電子メールの誤送信防止や情報漏えい対策などの複数機能を統合したメールセキュリティ製品「HDE Secure Mail Final」を、2010年2月15日に発売すると発表した。
新製品は、これまで個別製品で提供してきた送信メールの一時保留・取り消し、Webでのメールダウンロード、添付ファイルのZIP暗号化といった機能を統合したもの。また、自社内で構築できるWebでのファイル転送機能を新たに搭載した。
同製品を利用することで、送信メールを指定時間内に一時的に保留し、送信者が再チェックすることで誤送信による情報漏えいを抑止できる。また、大容量ファイルの転送を外部サービスに依存することなく容易に自社で提供できるため、セキュリティ強化につながるという。
価格は100ユーザー時が100万円、500ユーザー時が200万円、1万ユーザー時が300万円など。動作プラットフォームはRed Hat Enterprise Linux 5.x for x86、x86-64。従来製品となる「HSMZ」(ZIP暗号化)、「HSMOS」(メールダウンロード)、「HMC」(送信の一時保留)のユーザーがSecure Mail Finalに移行する場合には、優待価格で提供する予定だという。
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