Adobe、Flash Media Serverの更新版をリリース

Flash Media Serverに深刻な脆弱性が複数見つかった。

» 2009年12月22日 08時03分 公開
[ITmedia]

 米Adobe Systemsは、ストリーミングメディア配信用のサーバソフト「Adobe Flash Media Server」(FMS)に深刻な脆弱性が複数見つかったとして、12月18日付で問題解決のための更新版をリリースした。

 Adobeのアドバイザリーによると、脆弱性が存在するのはFMS 3.5.2までのバージョン。リソースを使い果たしてしまう脆弱性と、ディレクトリトラバーサルの脆弱性があり、悪用された場合、サービス妨害(DoS)を誘発されたり、任意のDLLをロードさせられる恐れがある。

 深刻度は4段階で最も高い「Critical」。Adobeはバージョン3.5.3でこの問題を解決し、ユーザーにアップデートを呼び掛けている。

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