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» 2010年01月08日 12時28分 UPDATE

国内ストレージサービス市場、年間平均成長率6.2%で拡大

IDC Japanによると、国内のストレージサービスの市場は2013年まで年間平均6.2%の割合で成長する。不況下でもストレージサービスに対する需要が根強いことが明らかになった。

[ITmedia]

 調査会社のIDC Japanは1月7日、国内のストレージサービス市場の売り上げ実績と市場規模の予測を発表した。同市場は、2008年から2013年にかけて年間平均6.2%の割合で成長する。企業のIT投資が鈍る中、ストレージサービスに対する需要が根強いことが明らかになった。

 IDCによると、国内における同市場の売り上げ規模は、2008年が198億1100万円(前年比4.8%増)。2009年は209億4200万円(同5.7%増)に上る見通しだ。2008年から2013年までは年間6.2%の平均成長率で市場が推移し、2013年には268億円市場規模になると予測した。

 2009年までの市場拡大をけん引したのは、データのバックアップサービスだ。2007年に新規サービスの投入が相次ぎ、その傾向が2009年まで続いた。順調なのは、クライアントPCの運用を簡単にする個人向けのバックアップサービス。サーバを対象とした企業向けバックアップサービスは、新規案件の獲得に課題を残しているとIDCはみる。

 現在は、ITガバナンスコンプライアンス、リスク管理といった経営課題を解決するストレージサービスの需要が高まっている。今後は、クラウド型サービスの活用で課題となる社外のデータ管理において、同サービスが求められるとしている。

 IDC Japan ストレージシステムズ リサーチマネジャーの鈴木康介氏は「同市場の成長を後押しするのは、セキュリティやガバナンスの強化に対する社会的要請。企業の業績回復とともに、このニーズは高まる」と分析している。

 同社はストレージの機能を切り出し、業務用途向けに有償提供するサービスを「ストレージサービス」と定義。今回の調査対象には、広告を収入源とした消費者向けの無償ストレージサービスは含めていない。

国内Storage as a Service市場 売り上げ実績および予測 出典:IDC Japan

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