日立ソフト、「秘文」にPC1台から使える新シリーズ

日立ソフトは、データ暗号化製品群「秘文」にPC1台から導入・運用ができる「LEシリーズ」を追加した。中堅・中小企業での利用を見込む。

» 2010年01月12日 13時50分 公開
[ITmedia]

 日立ソフトウェアエンジニアリングは1月12日、データ暗号化製品群「秘文」の新シリーズ「LEシリーズ」を追加すると発表した。第1段製品の「秘文LE Personal Office」を2月26日に発売する。

 同社では秘文シリーズとして、暗号化やポリシーなどで情報の持ち出し制御や保護を可能にするAEシリーズと、運用管理のMEシリーズの2つを展開。新製品はPC1台から導入・運用ができることをコンセプトに、中堅・中小企業での利用を見込む。

 秘文LE Personal Officeは、ソフトをインストールした専用USBメモリを外出先のPCなどに接続して、データの編集・閲覧ができるもの。保護するデータは専用USBメモリにのみ保存でき、外部へデータを持ち出す際はデータを自動的に暗号化する。価格はオープンで、2011年度末までに10万ライセンスの販売を見込む。

 併せて、AEシリーズでの新製品「秘文AE ServerDefender」を1月29日に発売する。同製品はグループおよびユーザー単位で設定されたポリシーに基づいて、サーバからデータがリムーバブルメディアに保存されるのを禁止する。価格は10万5000円からとなっている。

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