Googleが買収しようとしていたと伝えられているソーシャルサイトのYelpが、Palmなどにも出資しているElevationの支援を受ける。
地域のショップなどのレビューを掲載するソーシャルサイト米Yelpは1月27日、米投資会社Elevation Partnersから2500万ドルの出資を受けることで合意に達したと発表した。Elevationは今後株の取得により総計1億ドルを同社に投資する計画という。
Yelpは2004年創業のサンフランシスコに拠点を置く非公開企業。米国、カナダ、英国、アイルランドで地域に密着したソーシャルサイトを運営している。2009年12月のユニーク訪問者数は2600万人以上だったという。iPhone、Android、BlackBerry、Palm向けのアプリも提供している。
同社は今回の増資により、市場の拡大とモバイルアプリケーションの開発を推進する計画。
取引完了後、Elevationのマネージングディレクター、マーク・ボドニック氏がYelpの取締役に就く。
2009年12月には、米TechCrunchほか複数のメディアが、米GoogleとYelpが買収について合意間近と伝えていたが、その後話が流れたとされている。
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