アポテカーCEOの後継として、営業の責任者と製品開発の責任者が共同CEOに就任する。
独SAPは2月7日、同社の監査役会がレオ・アポテカー氏とのCEO契約を更新しない結論に達し、同氏は即日CEO職および取締役を退任したと発表した。
同社取締役会は、アポテカー氏の後任として、Business Solutions & Technology部門のトップであるジム・ハガマン・スナーベ氏と、Global Field Operations部門のトップであるビル・マクダーモット氏を共同CEOに任命した。両氏は取締役も務めている。また、CTO(最高技術責任者)のヴィシャル・シッカ氏が取締役に就任した。
アポテカー氏は1988年にSAP France社長としてSAP入りし、2002年から取締役に就任、2008年4月にヘニング・カガーマンCEOとの共同CEOに任命された。2009年5月のカガーマン氏退職後、単独でCEOを務めてきた。
発表資料には今回のCEO交代についての理由は明示されていない。
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