NetIQは、Active DirectoryやExchange Serverでの詳細な権限管理や監査、リポート機能を搭載する「Directory and Resource Administrator 8.5」を発売した。
NetIQは2月18日、Active DirectoryやExchange Serverで詳細な権限管理ができる製品の最新版「Directory and Resource Administrator 8.5」を発売した。
Directory and Resource Administratorは、グループやユーザー、コンピュータ単位で管理に必要な権限を詳細に設定したり、変更管理をしたりできるほか、ログの記録やリポートなどができるツール。最新版では300以上の権限と60以上の役割を設定でき、Webコンソールによる担当者やヘルプデスクなどへの業務インタフェースの提供などを可能にした。
また、「AD Lightweight Directory Service(LDS、ADAM)」をサポートしたことで、ADスキーマを拡張することなく属性を追加できる。権限委譲を含めたすべての操作を監査ログとして記録するため、後日の追跡が可能なほか、新しいリポーティングツールの「NetIQ Reporting Center」を搭載し、作業が頻繁に行われる大規模環境でもリポート出力を容易にできるようにした。
購入には、Active Directoryに登録したユーザーオブジェクトの数以上となるように、100ユーザーごとに1シート単位でのライセンスが必要。価格は1シート当たり25万6000円(税別)となっている。
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