Facebook、月間ビジター数で米Yahoo!抜く

Facebookが米国でYahoo!を抜きビジター数2位に。ユーザー滞在時間では、既にGoogleとYahoo!を引き離している。

» 2010年02月19日 07時00分 公開
[ITmedia]

 急成長を遂げているSNSの米Facebookが、米Yahoo!を抜いて米国で2番目に人気の高いWebサイトとなった。Webアクセス分析企業Compete.comが2月17日に報告した。

 Compete.comの調査によると、Facebookは米国で2010年1月に約1億3360万人のユニークビジターを獲得し、Yahoo!の約1億3200万人を上回って2位となった。1位は米Googleで1億4800万人だった。Compete.comの調査では、Yahoo!は2008年2月にGoogleに抜かれて2位に転落した。今回で2度目の転落となる。

FacebookとYahoo!のユニークビジター数

 ユーザーがオンラインで過ごす時間におけるシェアに関しては、Facebookは1年前から既にGoogle、Yahoo!を上回っている。2010年1月には、ユーザーがオンラインにアクセスしている時間の11.6%はFacebookが占め、Yahoo!は4.25%、Googleは4.1%となった。Facebookのシェアが伸び続けている一方で、GoogleとYahoo!は緩やかに減少している。

ユーザーのネットアクセス時間に占めるFacebook、Google、Yahoo!のシェア

 Facebookのユーザー滞在時間の突出ぶりは、調査会社Nielsenが16日に発表した調査結果にも現れている。Nielsenによると、2010年1月の米ユーザー1人当たりのFacebook滞在時間は約7時間。これに対してGoogle、Yahoo!は約2時間となっている。

2010年1月のWebサイト滞在時間
順位 企業 ユニークビジター(単位:千人) ユーザー当たり滞在時間(時間:分:秒)
1 Google 162,136 2:01:33
2 Yahoo! 136,015 2:08:51
3 Microsoft 121,443 1:29:52
4 Facebook 116,329 7:01:41
5 AOL 82,306 1:01:14
(資料:Nielsen)

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