サッカー選手から政治家まで――Twitterでの思わぬ交流：オルタナブログ通信（2/5 ページ）

[森川拓男，ITmedia]

iPadは思ったよりも重かった？

　ついに米国で発売されたiPad。それは、斉藤徹氏「in the looop」の【速報】iPadはiPhoneを遥かに上回るロケットスタート，初日販売台数は60-70万台か。にもあるように予想以上の好スタートを切ったが、その余波は日本などの販売へと向けられた。すでに報じられたように、当初4月下旬の発売とされていたが、5月下旬へと1カ月ずれ込むことになったからだ。

　iPadへの期待は、大木豊成氏「走れ！プロジェクトマネージャー！」のAppleらしい盛り上がりが欲しい【iPad編】で紹介された写真を見てもうかがえる。

　新しいもの好きのオルタナブロガーの中には、すでに実機に触れた人もいた。

ブロガー	ブログ	iPad体験記
大木豊成氏	「走れ！プロジェクトマネージャー！」	iPad開封ビデオ
斉藤徹氏	「in the looop」	【動画】iPadとたわむれる2才！のデジタル・ネイティブ
佐川明美氏	「佐川明美の「シアトルより愛を込めて」」	思ったより重かったiPad
松尾公也氏	「CloseBox and OpenPod」	iPad実機を触ってみて思ったこと iPadが届いたので使ってます（2010-04-08のTwilogから）

　大木豊成氏がYouTubeにアップされたiPadの開封風景のビデオを紹介しながら「けっこう軽い」と評したのに対し、店頭で実機に触れてきた佐川明美氏は「思ったよりも重い」と評した。佐川氏によると、iPadはKindleよりもずっと重く「感じた」ようだ。

　iPad発売直前のブロガーの声も紹介しよう。

ブロガー	ブログ	iPad未体験記
射場本健彦氏	「全球的な目線で」	iPadはAppleの戦略上どういった意味をもっているのか考えてみた
今泉大輔氏	「シリアルイノベーション」	「消えるiPad」の先にありそうな未来
河口信夫氏	「ノンポリでいこう！」	iPadに見る積み重ねの大切さ
中村昭典氏	「中村昭典の、気ままな数値解析」	【9.7インチ】 iPadは45歳以上に熱烈歓迎される、と断言してみる
本荘修二氏	「Dr.本荘の Thought & Share」	iPadへの見方が次第に変化してきた
松尾公也氏	「CloseBox and OpenPod」	iPad実機が来たら何をネタにすればいい？

　興味深かったのは、中村昭典氏による「iPadは45歳以上に熱烈歓迎される」という意見だ。先に紹介した佐川明美氏の思ったより重かったiPadでは、最後に「家のiMacと、ノートパソコンと、iPhoneに加えて、更にiPadがなぜ必要か、まだ説明ができない」とあり、「まだ老眼ではないのです」と結ばれている。裏を返すと、老眼になり携帯電話の小さな画面では文字が見づらくなってきた層に、iPadが歓迎されるのではないかということだ。5月の日本発売時にどのような結果が出るのか、楽しみだ。

　iPadにはiPhoneなどのようにアプリが存在する。オルタナブロガーはそこにも興味津々だ。

ブロガー	ブログ	iPadアプリに期待大
大木豊成氏	「走れ！プロジェクトマネージャー！」	iPad、iPhone、iPod touchのアプリは、それぞれ別のカテゴリーに保存される ワクワクするプレゼンは、ワクワクしながら作るべき【Keynote for iPad】 iPhoneOS4.0のマルチタスク機能で、iPadでは何をどうするか
松尾公也氏	「CloseBox and OpenPod」	なんとなんとなんと、iPad専用のKORG iELECTRIBEの登場だぜ！ iPadに載せる楽器、iELECTRIBEの次は何がいい？ ついにiPad発売　 現地から「iELECTRIBEをiPad実機で」映像がっ！ 4人同時演奏ができるiPad楽器アプリ「Band Practice」が面白すぎ iPadのもう1つのキラーアプリは「ラブプラス」だ

　大木豊成氏はプレゼン用アプリを、松尾公也氏が楽器アプリを中心に紹介した。松尾氏が「キラーアプリ」として紹介した「ラブプラス」のようなアプリこそ、iPad本体への興味や関心を高めていくのかもしれない。先に書いた45歳以上の層には波及しないかもしれないが。

　日本でのiPad発売まであと1カ月以上ある。それまでは、iPadのWebペースでのエミュレーターが役立つだろう。市川朝之氏「Touch and Go」のiPad を疑似体験や、佐藤由紀子氏「海外速報部ログ」のiPadでのサイト表示を確認できるツール「iPad Peek」で取り上げられている、WebサイトがiPadでどのように表示されるかが確認できるものだ。自分のWebサイトを持っている人は、今後増えていくであろうiPadからのアクセスに対応するためにも、チェックしておくといいだろう。