電子書籍が変えるものオルタナブログ通信(3/5 ページ)

» 2010年05月07日 18時33分 公開
[森川拓男ITmedia]

iPad発売延期の損失は?

 北添裕己氏「トラパパ@TORAPAPA」の「TWITTERは人をNew Typeにする!」って、それはアムロなのララァなの?・・・あっ!そんなことよりiPadとKindleのホンモノだーっ!初めて観た&触ったぁ♪で、「けっこう重い」と紹介されたiPad。“重い”という評判をけっこう耳にするのが、気になるところだ。

 iPadが日本での販売延期されたことについて、大木豊成氏のiPad発売延期で、導入予定企業の損失はいくらになるかでは、その損失を考えている。企業がiPadを導入することで削減できる部分が、発売延期により損失になるという論法だ。iPad導入でどれだけの恩恵があるのか筆者には分からないが、すでにiPadに触れている大木豊成氏が指摘するからには、それだけの効果が期待できるのだろう。

 日本でまだ販売されていないiPadを入手するには海外から輸入するしかないのだが、その際に注意しなければいけない点があると、方波見豊氏の輸入したiPadを使うのに技術基準適合認定マーク(技適マーク)を個人で取得する必要があるというので、聞いてみた。 ざっくり10万円! 更に、技術資料が必須です。で指摘されている。個人で利用するには、国内正規版の販売を待つ方が良さそうだ。

 岩永慎一氏「THE SHOW MUST GO ON」のイスラエルのiPadとりあえず国内持込禁止に見る、「携帯情報端末」はそれ以前に「無線通信機器」だという事実でもあるように、iPadは無線通信機器でもあるのだ。なお、この問題に関しては後に、イスラエルがiPadの持込を承認したそうです。理由は理解不能ですが(笑)で、持ち込みが承認されたことが紹介されている。

 本当のところ、iPadは何ができるのだろうか。

 面白かったのは、坂本史郎氏「坂本史郎の【朝メール】より」のiPadへのネガティブな反応、「恐怖感を覚えたわよ、あの『板』。」のようにiPadをネガティブにとらえる年配者いる一方で、佐藤由紀子氏の99歳で緑内障の女性、iPadで人生の楽しみを取り戻すのような、新たな楽しみを見付ける年配者もいることだ。

ブロガー ブログ iPadの楽しみ方
佐々木康彦氏 平凡でもフルーツでもなく、、、 Evernoteが早速iPadに対応したようです
佐藤由紀子氏 海外速報部ログ 人気ピアニスト、iPadで「熊蜂の飛行」を披露
松尾公也氏 CloseBox and OpenPod iPadアプリで不足しているもの
iPadのソフトウェアキーボードを使ってみて

 iPadはディスプレイにタッチして利用する。そのため、従来のパソコンには存在するキーボードがない。そこで登場したのが、松尾公也氏「CloseBox and OpenPod」のiPadにつながる超小型Bluetooth折り畳みキーボードだ。iPadのソフトウェアキーボードを使ってみてというものも存在するが、やはりリアルなキーボードがあった方が落ち着きそうだ。

 このiPadブームは一過性のものではないのかと考えているのが、坂本史郎氏のiPadは「一過性」か:感動的なUIだがすぐに飽きられたWiiと似ている説だ。果たしてどうなることか。

Twitterで変わってきたいろいろなこと

 Twitterは、さざまな最新情報が入手できる場である。逆に言えば、“その瞬間”を共有する場なのだが、そういう意味で、斉藤徹氏のアイスランド火山噴火。旅行者が頼ったのはコールセンターよりツイッターだったが、実に興味深い。これは、栗原進氏「塞翁が厩火事」のオーストリア航空のTwitterが素敵すぎるとも通じている。

 岩永慎一氏のTwitterが止まると息が止まってしまいそうな私、実はTwitter本と呼ばれるモノを殆ど読んでない事に気がついたの最後に書かれている「初のTwitterドラマ」について、さまざまな意見が出ている。筆者は第1話は見たが、第2話以降は録画したまま見ていない。

 上田修子氏のTwitterドラマが始まりますね「素直になれなくて」今夜10:00〜「素直になれなくて」第1回あらすじでは、比較的好意的に、このドラマを見ていることが伺えた。

 一方、加藤和幸氏「てくてくテクネコ」の「素直になれなくて」はTwitterつぶしの戦略的ドラマかTwitterとは”流しそうめん”と見つけたりは、逆の意見を持っているようだ。筆者はどちらかというと加藤和幸氏に近い感想をもったが故に、第2話以降を見る気にならないのかもしれない。

 廣江慈郎氏「モノを買わなくなった時代、ほな何やったら買うてもええねやろ?」の【タイトルでつぶやくつぶやき】 Twitterドラマの脚本家が「Amebaなう」でドラマを実況しているという身も蓋もないお話・・・という話もあり、番組の公式ページでもTwitterのようだがTwitterではないものでスタッフがつぶやくなど、全体的にズレている感が否めない。

 もちろん上田修子氏の素直になろうよ/私はツイッタードラマでフリック入力を知りましたのように、好意的な見方もできる。1つ言えることは、道具立てとして「Twitter」が使われるような時代になったということだ。かつて「ポケベル」が旬のアイテムとして使われたように。

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