山崎秀夫氏のダイヤモンドオンラインの言う「ツイッター様」と「ツイッター信者」の秘密とマーケティング利用への昇華はなかなか面白い。
現状では、青山航氏「Nothing is lost for asking」のTwitterの検索回数がいつのまにかYahooやBingの遥か上をいっていた(Ev Williams' Keynoteから)※4月16日に掲載内容修正ありにあるように、Twitterの利用者数は増加傾向にある。そして、山崎秀夫氏のイーマーケターの予測「ツイッターの成長率は鈍化する」を高く評価する訳にあるように、定着するのは間違いないだろう。しかし、逆の見方もある。斉藤徹氏のTwitterとFacebook,どちらが世界最大のソーシャル・ネットワークになるのか?だ。TwitterとFacebookを比較しているが、それぞれ異なるものなので、単純比較はできないように思える。
佐々木康彦氏「平凡でもフルーツでもなく、、、」の図書館がツイッターの「つぶやき」を収蔵する時代!に紹介されたように、ツイートを図書館が収集対象にする時代になった。Twitterは少なくとも、見逃せないサービスになったと言えるだろう。
気になるのは、斉藤徹氏の【噂】ツイッターが Deleted Username を秘かに開放しはじめるらしいだろうか。ユーザーが増えれば増えるだけ、“死蔵”されたユーザーネームも増えていく。将来的な図書館の収集も視野に入れると、簡単に開放できるかどうかは考慮すべき点だろう。
Twitterでは、さまざまな新機能も登場している。岡村直人氏「プロジェクトマネジメント10.0」のTwitterの新機能、@anywhereとはなんぞやや、斉藤徹氏の【速報】ツイッター機能を自社サイトに数分で組み込めるTwitter@Anywhere,本日オープンで取り上げられた@anywhereは、Twitterを活用しようとする企業には朗報かもしれない。
このほかのTwitter関連サービスについてのエントリーを紹介しよう。
ブロガー | ブログ | Twitter関連サービス |
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砂金信一郎氏 | 「Azureの鼓動」 | BingマップとTwitterなどのMAP APPSをからめたスベらないデモ全手順 |
上田修子氏 | 「実践!SixDegree」 | ツイッターでオフ会をする時に便利なサイト |
大木豊成氏 | 「走れ!プロジェクトマネージャー!」 | iPhoneで、ふぁぼったー |
小関茂徳氏 | 「フェリカマーケティング研究所」 | Twitter を利用したECサイト販促サービス |
吉川日出行氏 | 「ナレッジ!?情報共有・・・永遠の課題への挑戦」 | Twitterのオフ会の連絡や告知に使えるツイミート |
Twitterに限らないことではあるが、永井孝尚氏「永井孝尚のMM21」のTwitterの140文字のつぶやきで、その人のことがよく分るものなのですねには、思わず頷いてしまった。筆者もパソ通を始めたころいろいろな自分を作れると思っていた。しかし文字だけでも意外に素の自分が出てしまうことが分かり、驚いたものだった。これがTwitterだと、より顕著になるのかもしれない。
斉藤徹氏の企業ツイッター,国内最新動向調査の詳細。導入企業25%,効果あり51%,問い合わせあり35%にもあるように、日本企業のTwitter活用は着実に進んでいるようだ。一方、Twitter起業という言葉もあるようだが、大木豊成氏のTwitterで起業できるのか、という疑問に対して言っておきたいは、面白くまとめられている。
また、飲食店でのTwitter活用について考えている人は、今泉大輔氏「シリアルイノベーション」の豚組中村仁氏(@hitoshi)の「Twitter + 遊び」をベースにした飲食店経営哲学ニューウェーブ(前)、豚組中村仁氏(@hitoshi)の「Twitter + 遊び」をベースにした飲食店経営哲学ニューウェーブ(後)を読んでほしい。
Twitterと地域活性化については、林雅之氏がまとめている。
No. | Twitterで地域活性化 |
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1 | ツイッターと地域活性化(1)〜活用事例と可能性 |
2 | ツイッターと地域活性化(2)〜商店街の成功事例の共通点 |
3 | ツイッターと地域活性化(3)〜利用者視点と課題と今後の活用方策 |
4 | ツイッターと地域活性化(4)〜政府の支援策 |
玉川岳郎氏の地元の市長宛てにTwitterを市政情報公開のチャネルとして活用するよう勧めてみたにあるように、政治の分野ではまだまだ活用されておらず、それらは今後の課題だろう。
そして折田明子氏「Empowerment blog」のTwitterに書き込まないことが情報になる(ネット選挙)は、なかなか考えさせてくれた。ネット選挙が解禁になって、はたしてどうなっていくのか、注視せねばなるまい。
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