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» 2010年05月17日 16時25分 UPDATE

ブイキューブ、映像サービス事業でアジア進出を拡大

ブイキューブは、グローバル展開の強化を目的にブランド名称の変更や新サービスを発表した。

[國谷武史,ITmedia]

 Web会議サービス大手のブイキューブは5月17日、グローバル展開の強化を目的としたブランド名称の変更や新サービスを発表した。2011年度にグローバル事業で5億円の売り上げを目指すとしている。

 同社はWeb会議、セミナー、ビデオ配信、遠隔教育、営業支援などのオンラインサービスと製品を提供するベンダー。調査会社のシード・プランニングによれば、2009年の国内Web会議市場では金額ベースで国内トップシェアにあるという。

vcube1.jpg 間下直晃社長

 オンラインサービスは、これまで「nice to meet you」の名称で展開してきたが、同日から社名と同一の「V-CUBE」に変更した。同社の間下直晃社長は、「当社のサービスは利用者の表情が見える“ビジュアルコミュニケーション”をコンセプトにしている。これをグローバルに浸透させるため、初めて社名やサービス名を聞いた人でも覚えやすいよう統一した」と話した。

 同社は2009年12月にマレーシアのクアラルンプールに現地法人を設立した。今後数カ月のうちにシンガポール、ベトナム、タイでも事業を立ち上げる予定で、その後は香港および中国本土での展開も視野に入れているという。

 間下氏は、「Web会議市場は欧米で広がり、日本でも立ち上がりつつある。今後はアジア地区で拡大するとみられ、チャンスが広がる」と述べた。同氏によれば、欧米型のWeb会議は資料共有などの機能が重視されるが、日本をはじめとするアジア圏では会議に参加する人の表情が重視されるという。国内市場での実績につながったビジネスモデルがアジア市場にも通用するとの考えである。

 海外事業を担当する小林敦執行役員は、「各地にある販売代理店の候補会社と話をしていると、現地に進出している日系企業だけでなく、現地企業からも要望の多いことが分かった。販売代理店や通信事業者を通じて拡販していきたい」という。また同日から日本語と英語に加えて、中国語(簡体字)にも対応した。今後はベトナム語やタイ語への対応も進める。

vcube2.jpg アジア市場は米国に近い市場規模があり、日本と同様のコミュニケーション文化であるという

 このほか、V-CUBEサービスではスマートフォンへの対応も表明している。iPhone 3G/3GSとAndroid OS 1.6以上を搭載するスマートフォンからWeb会議に参加でき、資料データの共有や端末で撮影した写真データのアップロードができる。

 同社はこれらの施策を進めることで、2011年に国内外全体で30億円の売り上げを計画している。

変更履歴……初出時に各国での事業展開につきまして誤った記載がございました。お詫びして訂正いたします。

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