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» 2010年05月18日 17時58分 UPDATE

ジュニパー、“New network”構想に基づく新製品群を発表

ジュニパーネットワークスは、肥大化したネットワーク環境をシンプルにすることを目指す新製品を発表した。

[國谷武史,ITmedia]

 ジュニパーネットワークスは5月18日、データセンター向けの新製品群を発表した。複雑化したデータセンターのネットワーク環境を統合し、運用コストの削減とパフォーマンスの向上を実現するとしている。

 同社は、2008年に統合化されたデータセンターのネットワーク環境の実現を目指す「New Network」構想を表明した。New Network構想では、ITサービスの普及に伴って肥大化したネットワーク環境を高性能なハードウェアプラットフォームとソフトウェアによって簡素化していくという。

juniper01.jpg 細井洋一社長

 同社の細井洋一社長は、「現在のデータセンターにはネットワークの階層が幾つも存在するが、New Network構想に基づく製品を利用して2階層(コアとエッジ)にまで簡素化できるようになった。新製品は簡素化をさらに促進し、将来的に1つのネットワーク階層へ統合する」と述べた。

 New Network構想を実現する技術として、同社は複数のシャーシを相互接続して仮想的に運用できる「バーチャルシャーシ」技術を推進している。2008年にバーチャルシャーシ対応のコアスイッチ「EX8200」、アクセスライン向けスイッチ「EX4200」などを発売した

 今回発表した新製品は、10GbEポートを48基搭載するイーサネットスイッチ「EX4500」(出荷予定は2010年第2四半期)、EX8200の10GbE対応ラインカード「EX8200-40SX」(同第3四半期)、エッジルータの「MX80 3D」(同第2四半期)。いずれも2011年第1半期にバーチャルシャーシに対応する予定だという。

juniper02.jpg EX4500の製品概要

 また、ソフトウェアではアプリケーションプラットフォーム「Junos Space」を構成する新製品を発表。物理スイッチと仮想スイッチの制御を一元的に行う「Virtual Control」、イーサネットの構成を自動的に行う「Ethernet Design」、セキュリティ管理を行う「Security Design」、ネットワークでのアプリケーション利用状況を可視化する「AppTrack」、SSL VPNとWAN最適化、アクセス制御の機能を統合したクライアント向けの「Junos Pulse」を順次提供する。

 新製品群の特徴について、同社のエンタープライズソリューションマーケティングシニアマネジャーの近藤正樹氏は、「拡張性に優れながらも管理の自動化と簡素化を実現している。競合他社の類似ソリューションに比べて、3年間のTCOは半分程度に抑制できる」と紹介している。

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