イルカも喜ぶiPad：オルタナブログ通信（2/4 ページ）

[森川拓男，ITmedia]

新型iPhoneは買いか？

　斉藤徹氏「in the looop」のニールセンが米国モバイルユーザー調査を発表 - iPhone vs Androidで、アメリカでのモバイルユーザー調査結果が紹介された。アメリカでは多機能電話からスマートフォンへシェアが移行しているようだ。日本では今後、どうなっていくだろうか。

　かつて日本では、iPhoneとインターフォン大手「アイホン」との間で商標問題が起きたが、友好的合意に至った。新型iPhoneに搭載される新OSの表記「iOS 4」も、Cisco Systemsの商標「iOS」と似通っているということで、商標問題が再燃するのではと心配された。しかし、松尾公也氏「CloseBox and OpenPod」の2つのiOS：AppleはCiscoと和解済みだったで紹介されたように、もめずにすんだようだ。

　6月24日に販売開始される新型iPhone。オルタナブロガーも取り上げている。

ブロガー	ブログ	買うべきか、買わざるべきか、New iPhone
大木豊成氏	「走れ！プロジェクトマネージャー！」	次世代iPhoneにするか、やっぱりiPadにするか
恩田フランシス英樹氏	「onebeatの IT 日記」	iPhone HD 発表まで4日、2010 WWDC ジョブス・キーノートを恩田が予測する
中村昭典氏	「中村昭典の、気ままな数値解析」	【20％】 次世代iPhone発表直前にふと思った、都会に住むとiPhoneが欲しくなる、という体感的仮説
廣江慈郎氏	「モノを買わなくなった時代、ほな何やったら買うてもええねやろ？」	iPhone4は、頑なに?!BlackBerryを使っている僕からみても「買い」です！
山口陽平氏	「一般システムエンジニアの刻苦勉励」	iPhone4にインターネットNinjaはついていますか？
山下学氏	「若手コンサルタントの眼」	人は合理的に判断できない−iPhone 4買う？買わない？

　両方買う人もいるだろうが、どちらか1つに絞る必要がある人も多いはずだ。読者はどうするだろうか？

　スマートフォン市場の現在の勝ち組はiPhoneだが、Android携帯もユーザー数を伸ばしているようだ。斉藤徹氏の【速報】 新最強Android携帯「HTC EVO 4G」が初日ロケットスタート。Droidを遥かに上回る勢い！で紹介された「HTC EVO 4G」は、iPhoneの牙城を崩すことができるだろうか。

　そんな中、「HTC Desire」ユーザーである佐藤由紀子氏「海外速報部ログ」が、久しぶりにDesireつれづれ　困ったこと編というエントリーを書いた。初日に並んで購入までしたほどDesireを気に入っている佐藤氏に、どういう困ったことがあったのだろうか。

　キャリアや機種を問わず、スマートフォン（マルチ端末）というデバイスこそが企業のクラウド化のメリットを供することができると指摘したのが、坂本史郎氏「坂本史郎の【朝メール】より」のiPad/Xperia/iPhone/ケータイなどマルチ端末アクセスがクラウド化の利用者メリットです。さらに、XperiaはiPhoneより大手法人に向いていると思う理由では、Xpeiraの優位性を語っているが、iPhoneですら会社に導入するのが抵抗される理由によると、iPhoneは企業導入に壁があるようだ。そこで出てきた逆転の発想が、個人のiPhoneを会社が利用してしまおうという逆転の発想だ。パケット定額サービスに入っている個人のiPhoneを、企業で有効活用しようというのだ。いろいろと障壁はあるだろうが、検討する価値はありそうだ。

　iPhoneなどのスマートフォンは、アプリによって機能が拡張される。そのアプリの世界がデフレ傾向にあるという話がある。大木豊成氏の115円のアプリしか売れない？いや、それはウソでしょうによれば、ビジネスカテゴリのアプリランキングでは、決して115円の安価なアプリではなく、ある程度高価なアプリが上位を占めている。しかし、このランキングだけでは必ずしも真実が見えないことは、コメントのやり取りからも伺える。とはいえ、公開されている情報からの分析ではこれが精一杯といったところか。