NTTデータ、SaaS型のエリアマーケティングサービスを提供へ

日本統計センターと協業し、店舗展開の計画や市場分析などの業務に必要な機能を提供する。

» 2010年06月30日 16時18分 公開
[國谷武史,ITmedia]

 NTTデータと日本統計センターは6月30日、SaaS(サービスとしてのソフトウェア)型のエリアマーケティングサービス「MaDoREエリアマーケティング」を開始した。

 新サービスでは、商圏の作成や分析、新規出店計画、既存店舗の市場力分析、営業先抽出、店舗業績集積などのエリアマーケティング業務に応じた12種類のテンプレートを用意する。ユーザー企業の業務担当者はテンプレートを利用することで、高度な分析処理や作業時間の短縮を図ることができるという。NTTデータのSaaS基盤と日本統計センターのノウハウを組み合わせて提供するため、専用のシステムを自社で構築・運用する必要がない。

 また、分析手法に関するコンサルティングサービスの提供や、テンプレートのカスタマイズ化、新規テンプレートの作成にも対応する。NTTデータはテンプレートの追加や機能改善などを図り、2013年度までに3億5000万円の売り上げを見込んでいる。

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