スミセイ情報システム、NECと協業し住友生命の資産運用システムをクラウド化

スミセイ情報システムは、NECと金融機関向けクラウドサービス事業で協業する。協業の第一弾は、住友生命への資産運用システムの提供となる。

» 2010年07月23日 14時32分 公開
[鈴木麻紀,ITmedia]

 スミセイ情報システムは金融機関向けクラウドサービス事業でNECと協業する。取り組みの第一弾として、住友生命に対し2011年9月から、資産運用システムをクラウドサービスとして提供する。7月23日、NECが公表した。

 同サービスは、スミセイ情報システムが住友生命の資産運用システムで行ってきた開発/運用/管理の経験および金融業界で培ったノウハウと、NECのデータセンターやクラウドサービス関連の技術と実績の融合により、実現するという。住友生命は資産運用システムのクラウド化により、同システムのTCOを5年間で約40%削減できると見込む。

 サービスを提供するNECのデータセンターは、免震・耐震構造や複数センター間でのバックアップ体制など、ユーザー企業の事業継続性確立に向けた対策がなされている。厳重な入退出管理や統合運用監視、情報セキュリティ対応とともに、FISC(金融情報システムセンター)安全対策基準にも準拠しており、強固なインフラとなっているという。

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