NTTデータ、蓄積したノウハウを生かしBIサービスを体系化

NTTデータは独自の方法論をもとにBIサービスを体系化する。顧客の成熟度に応じてサービスを提供することも特徴だ。

» 2010年08月20日 18時49分 公開
[石森将文,ITmedia]

 NTTデータは8月20日、BI分野において同社が培った方法論や業務別ソリューションを体系化し、体制を強化すると発表した。

 NTTデータではBIの将来的な役割について、業務変革やサービス革新など直接経営に寄与する役割が一般的になると見ており、2013年には約1兆円の市場に拡大すると予測している。このような市場の動きに対応するため、今後「業務別BIソリューション」「独自に開発したメソドロジ」「コンポーネント要素技術」「IT基盤」といった、上流のコンサルティングからシステム開発・運用、BIサービスの定着支援まで、BIに必要なサービスをトータルに提供していく。特に「“独自に開発したメソドロジ”には、これまでのノウハウを結集しており、大きな特徴を有する」(NTTデータ)という。

 今回の体制強化により、2010年度中に人員を約600人にまで増やし、2015年度末までに200億円の売り上げを目指す。

顧客の成熟度に応じてBIを提供する

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