腕時計の時間を進めては“いけない”理由オルタナブログ通信(4/4 ページ)

» 2010年08月27日 17時00分 公開
[森川拓男,ITmedia]
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紙の本と電子書籍を同時に出してくれればいいのに

  書籍をiPadで読みたい。そう考えている方は少なくないようで、「裁断サービス」で検索すると、ものすごくたくさん出てきます。段ボール箱にまとめて本を送って、裁断して返してくれるサービス、裁断後は溶解して書籍をなくしてしまうサービスなどが多いようですね。書籍をたらい回しにする悪者扱いになっているところもあるようですが、それを言い出すとレンタルCDやDVDはどうなんだ、みたいな話になったり。著作権の話は、どこまでいっても白黒がつく話ではなさそう。

 初めての裁断:「走れ!プロジェクトマネージャー!」


 筆者は本をよく読むが、購入することが多いのは文庫本だ。なぜかというと、収納スペースが少なくて済むこともあるが、持ち歩いて外出先でも気軽に読めるからだ。そして時代は進み、電子書籍リーダーやiPhone、iPadなどに本を入れ、持ち歩く人も増えてきた。

 大木豊成氏の初めての裁断では、紙の本を裁断して電子化する方法を紹介している。これはこれで時代の流れだろうが、コンテンツだけではなく本の形をも愛する筆者としては、どうもいまいちなじめない。大木氏は「裁断後の書籍はちょっと寂しい気もします」とも語っているが、便利さにはかなわないようだ。本を、単なるデータやコンテンツとして読むのか、それとも造形をも含めて楽しむのかによって、変わってくるのかもしれない。

 やはりここは、大木氏が要望するように、紙の本と電子書籍を同時にリリースするというのが正しい在り方だろうか。データで構わない人にとっては電子書籍で利便性を追求できるし、紙の手触りを楽しみたい人の要望もかなえられる。選択肢を用意してくれるのに越したことはない。

 また、大木氏は電子書籍の普及が早いか、貸本屋の裁断本が早いかにおいて、貸本屋にも触れている。。今後はこのような業種が復活してくる可能性があるかもしれない。

 さて、iPadで読書をする場合、意外なものが必要となることが判明した。谷川耕一氏のiPadで読書するならが書見台がいることを実感は、iPadで読書をした後に腕に痛みが走ったことを紹介。書見台が必要かもしれないとしている。長時間読書の場合は、iPadよりもKindleなどの電子書籍リーダーの方が向いているのかもしれない。

赤信号と横断歩道から「ルール」について考える

 想像していただきたい! 右見て、左みて、車が一切来る気配がない。信号は、赤信号。さぁ、あなたはどうしますか?

 赤信号と横断歩道:ITコンシェルジュの Try ! & Error ?


 以前、本稿で「エスカレーターのルール」を取り上げたことがある。関東と関西での、右側を空けるのか、左側を空けるのか、といった違いについてだ。厳密にルールに従うのであれば、どちらも不正解というのが正しかった。エスカレーターは歩くべきではないのだ。しかし現実には誰もが片側に乗って、片側を歩けるようにしている。いつ、誰が始めたのかは定かではないが、それが暗黙のルールとなっているからだ。しかし、現在でもエスカレーターの製造メーカーは、歩行しないように呼び掛けている。このことを思い起こさせてくれたのが、今回の川上暁生氏のエントリーだ。

 ちなみに筆者は基本的に、信号を守るようにしている。たとえ、ほかの人が赤信号で渡ってしまってもだ。最低限のルールを守らないといけないと思う。

 最近、路上喫煙禁止の地域が増えてきた。しかし実態はどうだろうか。「路上喫煙禁止」の表示のそばを、歩きたばこしている人がいる。まだ罰則が厳密でないせいか、それとも気付いていないからのか。この状態が続くようであれば、いずれ罰則が強化されて、喫煙者は自分で自分の首を絞める結果になりはしないだろうか。

 歩道を走る自転車もそうだ。実は自転車は、基本的に歩道を走ってはいけない。定められた区間に関しては、歩道を走ってもいいことになっているだけなのだ。それも、あくまでも歩行者が優先なので、歩行者に危険が及ぶようなことはもってのほか。携帯電話で話しながら運転するなどあり得ない。

 信号だけではない。このように、ちょっとしたルールを守っていくことが大切なのではないだろうか。夏休み最後のこの時期に、考えてみたい。

 以上、8月12〜18日にかけてオルタナティブ・ブログへ投稿されたエントリーの中から、筆者が気になったものを紹介させていただいた。本稿からオルタナティブ・ブログに興味を持たれたならば、ほかのエントリーも読んでほしい。

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