Androidマーケットを見て回っていると、ちょっとした驚くべき事態に遭遇した。(中略)人気のあるテーマの新着リストに並んでいる有料アプリの多くが、実は、著作権や商標権に違反した海賊品なのだ。
iPhoneやAndroidは、アプリを利用することでさまざまに活用できる。そこで、いろいろなアプリが開発され、公開されているのだが、iPhoneとAndroidでは差が出ているらしい。iPhoneアプリを公開するAppleの「App Store」は、アプリの審査や規制が厳しいのに対して、GoogleのAndroidマーケットは自由だというのだ。
この状態に疑問を投げかけたのが、大塚純氏「technologically ill」のAndroidの「自由」は何を目指しているのだろう?だ。大塚氏の冒頭の発言には驚きだ。しかも、「どれも使用許諾を得ていないと考えられる」という。iPhoneアプリの現場では、いかにして有料アプリを開発し販売するのかに苦慮する一方、Androidマーケットでは、怪しげな海賊アプリが大っぴらに販売されている……。
Googleはこの状況を一体どう考えているのだろうか。これはもはや“自由”ではない。無法地帯だ。大塚氏が危ぶむように、「まじめなアプリ開発者はAndroidから離れていかざるを得ない」状況が早晩来る可能性もある。今後のGoogleの対応に注視したい。
道徳に関しては家庭での教育がしっかりしていることが基本。その上に学校では集団に関する道徳を行う。こういった教育が普通にできる日本になって欲しいと感じた。
Androidアプリの無法地帯ぶりと並んで紹介したいのが、中嶋政和氏「『スマートIT』術」の自動販売機から大量にオロナミンCが・・・だ。
自動販売機の故障で大量に出てきた清涼飲料水を、周囲にいた人々が争うように持っていってしまったというのだ。これはもはや、マナーの問題ではない。モラルの問題だ。それにしても、そんなに大量に出ていたら、喜々としてもらうよりも、逆に何かあるのではないかと怖くなってしまうような気もするのだが……。
ぜひ、考えてもらいたいエントリーである。
以上、9月9〜15日にかけてオルタナティブ・ブログへ投稿されたエントリーの中から、筆者が気になったものを紹介した。本稿からオルタナティブ・ブログに興味を持たれたならば、ほかのエントリーにも目を通していただきたい。
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