Oracleの四半期パッチは米国時間12日にリリース、81件の脆弱性を解決

10月のクリティカルパッチアップデート(CPU)では合計81件の新たな脆弱性に対処する。このうち31件はSunの製品に存在する。

» 2010年10月12日 07時17分 公開
[ITmedia]

 米Oracleは、四半期に1度のクリティカルパッチアップデート(CPU)を米国時間の10月12日にリリースし、OracleとSunの製品の脆弱性に対処すると発表した。

 事前告知によると、今回のCPUでは合計81件の新たな脆弱性に対処する。このうち31件はSunの製品に存在するという。

 アップデートの対象となるのは、Oracle Database、Fusion Middleware、Application Server、BI Publisher、Identity Management、E-Business Suite、Agile PLM、Transportation Management、PeopleSoft Enterprise、Siebel Core、Primavera P6 Enterprise Project Portfolio Managementと、SolarisやOpen Office SuiteなどSun Product Suiteの各製品。

 脆弱性の中にはリモートで悪用される恐れがあるものも多数ある。特にSolaris Schedulerの脆弱性は危険度が共通指標のCVSSベーススコアで最も高い10.0になるという。

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