AMD、赤字幅縮小 プロセッサ製品など好調

AMDの第3四半期はCPU、GPU関連製品が伸びたが、製造事業に関連する赤字が響いた。

» 2010年10月15日 09時59分 公開
[ITmedia]

 米AMDが10月14日、第3四半期決算を報告した。半導体製品は好調だったが、製造事業に関連する損失で赤字となった。

 同四半期の売上高は前年同期比16%増の16億2000万ドル、営業損益は前年同期と比べ、7700万ドルの赤字から1億2800万ドルの黒字に回復したが、最終損益は1億1800万ドルの損失となった。1億2800万ドルの損失を計上した前年同期からは、赤字幅が縮小した。

 CPU関連製品は売上高が前年同期から13%増加した。ノートPC向けプロセッサの出荷が過去最高を記録したという。グラフィックス関連製品の売上高は33%増だった。製造部門を分離して設立したGLOBALFOUNDRIESに関し、1億8600万ドルの持分法による投資損失を計上したことが全体の業績に響いた。

 第4四半期の売上高ついては、第3四半期と同等と予測している。

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