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» 2011年02月15日 19時36分 UPDATE

IDSシェアーとの経営統合による新戦略を発表 ソフトウェア・エー・ジー

BPM製品を提供するソフトウェア・エー・ジーは、今後注力すべき4つの戦略分野を発表した。

[伏見学,ITmedia]

 ソフトウェア・エー・ジーは2月15日、記者およびアナリスト向けにIDSシェアー・ジャパンとの経営統合に伴う新たな事業戦略を発表した。カスタマー・ファースト(顧客第一主義)を基本理念に、「顧客サポート」「パートナー戦略」「コンサルティング・サービス」「製品戦略」の4分野に力を注ぐ。須崎弘一郎社長は「顧客の潜在的なペイン(痛み)を顕在化して解決できるよう中長期的な支援に取り組んでいく」と意気込んだ。

ソフトウェア・エー・ジーの須崎弘一郎社長 ソフトウェア・エー・ジーの須崎弘一郎社長

 具体的に、顧客サポートについては、昨年末にCRM(顧客関係管理)本部を新設し、技術スタッフによる継続的な顧客訪問の実施を始めたほか、ビジネスプロセスの統合プラットフォーム「webMethods」以外の製品ラインに関するユーザー会を順次発足する予定だ。

 パートナー戦略については、チャネル本部を設置し、共同プロモーションやパートナープログラムを浸透させるべく、パートナー企業に対してトレーニングや教育プログラムを提供する。

 コンサルティング・サービスでは、IT技術のインプリメンテーションにおいて高い実績を持つソフトウェア・エー・ジーのサービス部門と、BPM(業務プロセス管理)コンサルティングを強みとするIDSシェアーのコンサルティング部門を1つのチームとして統合し、約35人体制のグローバル・サービス部門を立ち上げた。これにより、ビジネスとITの両面から顧客の課題解決を図ることが可能になった。これまでSAPユーザーに向けて業務プロセス改善を支援してきたIDSシェアーのSAPコンサルティングは、今後も継続して製造業を中心にサービスを提供していく。

 製品戦略に関しては、同社が提唱する「Business Process Excellence(BPE)」を実現すべく、webMethodsとIDSシェアーのBPMソフトウェア「ARIS」それぞれの特徴を相互補完した形で製品を統合していく。BPEとは、BPMによる改善の仕組み自体を自律的に進化させていく状態を指す。両社製品の強みを組み合わせることで、設計から、実行、モニタリングといったBPMにおけるすべてのフェーズを1つのモデルとして、BPEを実現するライフサイクルを構築していくという。

 具体的には、今年4月にリリース予定の「webMethods 8.2」および「ARIS 7.2」においてダッシュボード機能の統合を図り、最終的には双方の類似する製品機能を統合するとしている。

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