Mac OS X開発責任者サーレット氏がAppleを退社

バートランド・サーレット氏は退社の理由について、製品よりも科学を追究したいと話している。

» 2011年03月24日 12時02分 公開
[ITmedia]

 米Appleは3月23日、Mac OS X開発責任者バートランド・サーレット氏が退社すると発表した。

 サーレット氏はMacソフトウェアエンジニアリング担当上級副社長として、Mac OS Xの開発を率いてきた。同氏は退社の理由について、「製品よりも科学に力を入れたい」と話している。

 同氏はXEROXのパロアルト研究所で4年間働き、1989年にスティーブ・ジョブズ氏が設立したソフトウェア企業NeXTに入社、1997年にAppleのNeXT買収に伴ってApple入りした。22年間ジョブズ氏とともに働いてきたという。

 Macソフトウェアエンジニアリング担当副社長のクレイグ・フェデリーギ氏がサーレット氏の後任となる。

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