いまだからこそ元気を出そう! ビジネスを縮小しないことが復興支援オルタナブログ通信(3/3 ページ)

» 2011年03月25日 17時56分 公開
[森川拓男,ITmedia]
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失敗するWebプロモーションとは?

 今までさまざまなWeb戦略に携わってきて、ひとつ感じる事があります。高い確率で失敗するWebプロジェクトの法則は、完璧(かんぺき)なサイトを作ってから公開しようとする事。

 失敗するWebプロジェクトの法則:Webトレンド


 伊地知天氏「Webトレンド」の失敗するWebプロジェクトの法則を読んで、思わずうなずいてしまった。冒頭の部分、そして「さらに言えば、自分たちが完璧(かんぺき)だと思う状態が必ずしもユーザーにとって完璧とは限らない」というところだ。米国では「1日も早く公開して、拡張を頻繁に行う」という。伊地知天氏は、「まずはコアな機能だけで公開し、他の機能やユーザビリティーはユーザーと一緒に作っていく。これが理想的なWebプロジェクトのあり方だ」と定義した。

 永井孝尚氏「永井孝尚のMM21」の新著のFacebookページ完成。専用サイトは停止し移行。もはやスタティックなページは時代遅れになりつつあるのかも?は、新著のプロモーションサイトとして、Facebookページを活用していることを紹介している。海外でも、新聞メディアが専用サイトの更新を停止し、Facebookページを更新しているというケースがある。Webプロモーションの新しい形として、ユーザーと一緒に作っていくFacebookページというのも「アリ」かもしれない。

携帯電話抑止装置とは?

 3月2日TBS朝のニュースでカンニング防止のために、次のものが紹介されていました。「携帯電話抑止装置」

 究極の携帯カンニング防止装置:永井千佳の音楽ブログ


 震災の影響ですっかり忘れ去られてしまった感があるが、一時世間の注目を集めたのが、携帯電話による大学入試カンニング問題だった。坂本史郎氏「坂本史郎の【朝メール】より」のカンニング受験生を逮捕するよりも社会がすべき議論や、高橋誠氏「点をつなぐ」の京大の入試問題ネット投稿事件で考えたことという考察もなされており、筆者も同感だ。現在の入試というシステムそのものが変革の時期に来ているのではないだろうか。

 もし、大学側が現状を維持したいのならば、永井千佳氏「永井千佳の音楽ブログ」の究極の携帯カンニング防止装置で紹介されたような「携帯電話抑止装置」を設置することも検討しなくてはならないだろう。そもそも、入試会場で携帯電話を使う必要があるのだろうか。永井千佳氏も言うように、生活にはなくてはならなくなった携帯電話だが、入試には必要ないはず。そもそも、携帯電話によるカンニングが隣国で問題となったのは数年前ではなかっただろうか。

 以上、3月3〜16日にかけてオルタナティブ・ブログへ投稿されたエントリーの中から、筆者が気になったものを選んで紹介させていただいた。本稿からオルタナティブ・ブログに興味を持たれたならば、ぜひほかのエントリーも読んでほしい。

 この3月からオルタナティブ・ブログの歩き方というナビゲーションページが新設されている。本稿をきっかけにオルタナティブ・ブログのほかの記事を読みたくなった読者は、ぜひ活用してほしい。

 オルタナティブ・ブログを読むには、大きく分けて2つの方法がある。エントリーを個別に読む方法と、ブロガーごとに読む方法だ。

 エントリーを個別に読みたい人は、新着エントリー一覧をチェックしてみよう。フィード配信もされているので、スマートフォンやタブレットなどのモバイルツールを活用すると、出先でも気軽にチェックできる。また、アクセスランキングから上位エントリーをチェックするのもいいだろう。

 ブロガーごとに読んでみたい人は、ブロガー一覧新規参加ブロガーをチェック。さらに、ブロガーの顔写真“のみ”一覧もある。これはなかなか壮観だ。「女性ブロガー」や「眼鏡ブロガー」のみといった表示方法も用意されている。月間ブロガーベスト30では、読者の注目を集めた旬ブロガーが一目瞭然。TwitterやFacebookなどのアカウントを公開しているブロガーも多いので、気軽にフォローしてみよう。

 このほか、オルタナブロガーのインタビュー座談会執筆記事もまとめられているので、ブログ以外のブロガーの姿も見てもらいたい。

 オルタナティブ・ブログから、ITの今を知る新たな発見があるに違いない。

ITの潮流が分かるオルタナブログ通信過去記事一覧。


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