Amazon、クラウド上で音楽を保存・再生できる「Cloud Drive」立ち上げ

ユーザーはAmazonのオンラインストレージ「Cloud Drive」に楽曲を保存し、WebブラウザやAndroidアプリ経由で再生することができる。

» 2011年03月29日 16時00分 公開
[ITmedia]

 米Amazon.comは3月29日、オンラインに音楽を保存して、ネット経由で再生できるサービス「Amazon Cloud Drive」を立ち上げた。現時点では米国のみの提供となる。

 このサービスでは、ユーザーは自分の音楽ライブラリをオンラインストレージ「Cloud Drive」に保存し、Webブラウザ経由でPC、Macで再生したり、Androidアプリを使って携帯端末で再生することも可能だ。

 ユーザーはCloud Driveに自分が持っているデジタル楽曲(AACまたはMP3)を元のビットレートでアップロードできる。Amazonで新規に購入したMP3を直接Cloud Driveに保存することも可能だ。

 Cloud Drive内の曲は、「Amazon Cloud Player for Web」を使ってWebブラウザから再生できる。Cloud Player for WebはInternet Explorer(IE)、Firefox、Mac版Safari、Chromeに対応する。Cloud Playerのモバイル版「Cloud Player for Android」を使ってAndroid搭載の携帯電話やタブレットで楽曲を聴くことも可能だ。

 Cloud Driveは通常のオンラインストレージとしても利用でき、音楽ファイル以外に写真や動画、文書も保存できる(Cloud Playerで再生できるのはAACまたはMP3の音楽のみ)。

 Cloud Driveの利用料は5Gバイトまで無料で、追加の容量を「年額20ドルで20Gバイト」から最大「年額1000ドルで1000Gバイト」まで購入できる。Cloud Playerの利用は無料。

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