都内の多くの事業所などで備蓄されていた非常食や非常用の水などが3月11日の時点である一定量消費されてると思うんです。(中略)今の状況下でそれらを補充する事っていうのは、それらの補充にあたってのもろもろを社会情勢に透かして見るとあまり簡単ではないよねと素直に思うんです。
たとえば都内の企業で既に大量に消費されてしまった非常食の補充なんてどうなるんだろう:THE SHOW MUST GO ON
オルタナブロガーの震災に関するエントリーには、いろいろ気付かされることが多い。その中のハッとしたものの1つが、岩永慎一氏「THE SHOW MUST GO ON」のたとえば都内の企業で既に大量に消費されてしまった非常食の補充なんてどうなるんだろうだ。消費された非常食などの補充がどうなっているのかは、確かに気になる。そうすると、岩永氏の言うように「元の在庫の規模を知らないので、正直よく判りません。でも、何かしら自分でも備えておいた方が当面は安心だよなって思う」のは事実。もちろん、個々人の買い占めなどは論外なのだが……。
新年度に取り組みべきテーマだが先日ちょっと小耳に挟んだところ、製造業を中心に「2007年問題の再燃」というのがあるそうだ。(中略)多くの製造業ではこの2007年問題の対処法として定年延長や嘱託契約による雇用延長という場当たり的な対応でなんとかやり過ごしているというのだ。そしてこれが1947年生まれの人が65歳を迎える来年に再度2012年問題として表に出てきそうだという。
吉川日出行氏「ナレッジ!?情報共有・・・永遠の課題への挑戦」の2012年問題として知識・技能継承が再注目されるかもしれないで重要なことが指摘された。「製造業を中心に“2007年問題の再燃”というのがある」というのだ。「いざ2007年を過ぎてみたところでそういった知識・技能欠落が起こって大きく問題になった事象はほとんど見られずに、どちらかといえば狼少年的なフレーズとして過ごされた」が、実は「多くの製造業ではこの2007年問題の対処法として定年延長や嘱託契約による雇用延長という場当たり的な対応でなんとかやり過ごしているという」のだ。
これが事実だとすれば、「技能伝承やノウハウ表出化と共有のためのシステムに特需が発生する」のは間違いない。業種にもよるが「もう一回定年延長というわけにはいかない」だろうからだ。仮にできたとしても、それは対処療法でしかなく、問題の先送りにすぎない。吉川氏は、「2012年の前の今年がシステム導入のリミットだ」と指摘、「5年前に比べるとSaaS(ASP)の発展と普及はめざましく、この分野であれば2〜3カ月でシステム導入できる」という。
4月1日。エイプリルフールですね。そうです。「ウソをついてもいい日」です。
竹内義晴氏の4月1日―日本人のセンスがもっとも試される日にあるように、4月1日は入社式が行われる日であり、エイプリルフールでもある。「心ない“ウソ”が出回るのか/それとも/センスがいい“ウソ”に心温まるのか/明日はある意味、日本人のセンスと国民性がもっとも試される1日になるのかもしれません」と竹内義晴氏は書いているが、実際にはどうだったか。
佐藤由紀子氏「海外速報部ログ」のGoogleモバイルのエイプリルフールは猫検索の「にゃぁファインダー」では、Googleのエイプリルフールネタを紹介している。「これ、ほんとに欲しい」と思った。
堀江守弘氏「アスリート堀江守弘の午後はビジネスマン」の4月1日エイプリルフールあなたの会社ではどうですか?では、昨年のエイプリルフールネタのWebサイトを紹介した。
オルタナティブ・ブログの中でもエイプリルフールネタのエントリーが書かれている。
小さな笑いが日常へと戻っていくためのきっかけになっていくと良いと筆者は感じたが、読者はいかがだろうか。
以上、3月31日〜4月6日にかけてオルタナティブ・ブログへ投稿されたエントリーの中から、筆者が気になったものを選んで紹介させていただいた。本稿からオルタナティブ・ブログに興味を持たれたならば、ぜひほかのエントリーにも目を通していただきたい。
本稿をきっかけにしてオルタナティブ・ブログを読まれる読者は、オルタナティブ・ブログの歩き方というナビゲーションページを、活用してほしい。
オルタナティブ・ブログを読むには、大きく分けて2つの方法がある。エントリーを個別に読む方法と、ブロガーごとに読む方法だ。
エントリーを個別に読みたい人は、新着エントリー一覧をチェックしてみよう。フィード配信もされているので、スマートフォンやタブレットなどのモバイルツールを活用すると、出先でも気軽にチェックできる。また、アクセスランキングから上位エントリーをチェックするのもいいだろう。
ブロガーごとに読んでみたい人は、ブロガー一覧や新規参加ブロガーをチェック。さらに、ブロガーの顔写真“のみ”一覧もある。これはなかなか壮観だ。「女性ブロガー」や「眼鏡ブロガー」のみといった表示方法も用意されている。月間ブロガーベスト30では、読者の注目を集めた旬ブロガーが一目瞭然。TwitterやFacebookなどのアカウントを公開しているブロガーも多いので、気軽にフォローしてみよう。
このほか、オルタナブロガーのインタビュー、座談会、執筆記事もまとめられているので、ブログ以外のブロガーの姿も見てもらいたい。
オルタナティブ・ブログから、ITの今を知る新たな発見があるはずだ。
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