中堅企業向けのBIとDWHソリューション――オラクルと日立、大塚商会が共同提供

日本オラクルと日立製作所、大塚商会が中堅企業向けのビジネス分析とデータウェアハウスのソリューションを共同展開する。

» 2011年04月25日 15時40分 公開
[國谷武史,ITmedia]

 日本オラクルと日立製作所、大塚商会は4月25日、アプライアンスを利用したビジネス分析(BI)とデータウェアハウス(DWH)の中規模企業向けソリューション「Oracle BI/DWH Pack」を26日から提供すると発表した。

 Oracle BI/DWH Packは、日立製作所のアドバンストサーバ「HA8000シリーズ」やミッドレンジディスクアレイ「Hitachi Adaptable Modular Storage 2100」と、日本オラクルのインメモリ技術「In-Memory Parallel Execution」やデータ圧縮技術「Advanced Compression」、パーティショニング技術を組み合わせ、事前検証した構成によるシステム構築や保守サービスを大塚商会が提供する。

 主な対象顧客は年商100億円以上の中堅企業。製造業では幅広い部品や製品の生産、在庫や売上の各拠点別情報など、小売業では多種多量の商品の販売や仕入れ、顧客の各店舗別情報を、統合管理して分析する基盤として最適だという。

 価格は、100ユーザー以上向けの「ハイグレードモデル」が8600万円から、50ユーザー以上向けの「スタンダードモデル」が3900万円からとなっている。

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