3銀行で日本ユニシスの国際勘定系システムの共同利用がスタート

肥後銀行と山陰合同銀行、みちのく銀行は、日本ユニシスの国際勘定系システム「OpenE'ARK」の共同利用を開始した。

» 2011年05月23日 15時45分 公開
[國谷武史,ITmedia]

 日本ユニシスは5月23日、肥後銀行(本店、熊本市)と山陰合同銀行(同松江市)、みちのく銀行(同青森市)が国際勘定系システム「OpenE'ARK」の共同利用を開始したと発表した。

 OpenE'ARKは、Microsoft Windows Server、SQL Server、オープンミドルウェアの「MIDMOST」などで構成される日本ユニシスの「次世代オープン国際勘定系システム」。新システムで利用する端末にクライアントサーバ方式の機能を継承した「OpenE'ARK端末web化機能」を採用し、保守の負荷軽減を図っているのが特徴という。

 3行ではこれまで汎用機版の国際系システム「IBS21/E'ARK」をカスタマイズして運用していたが、新システムでは個別カスタマイズを抑えることで導入費用を削減。運用も3行共同にすることで保守の負荷軽減を図る。

 3行の利用開始時期は、肥後銀行が2010年10月、山陰合同銀行が2011年1月、みちのく銀行が同年5月。OpenE'ARKの稼働行は7行となった。

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