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» 2011年05月23日 18時33分 UPDATE

中堅・中小企業向けストレージで新ビジネス、EMCが製品特徴を語る

EMCジャパンは、戦略的製品として中堅・中小企業向けに展開する「VNXeシリーズ」ストレージの製品特徴をメディア向けにアピールした。

[國谷武史,ITmedia]

 EMCジャパンは5月23日、中堅・中小企業向けに展開するストレージ「VNXeシリーズ」の製品説明会を開催した。エントリー向けストレージビジネスに注力するという同社の戦略的製品のメリットをメディア向けに紹介した。

 VNXeシリーズは4月11日に発表したもので、2Uサイズの「EMC VNXe3100」のシングルコントローラモデルとデュアルコントローラモデル、3Uサイズの「同3300」のデュアルコントローラモデルの計3種類をラインアップする。マーケティング本部長の糸賀誠氏は、「これまでは直接販売やシステムインテグレーター経由の販売だったが、VNXeは全てディストリビューター経由で販売する。当社では新しいビジネスモデル」と語った。

vnxe1.jpg EMC VNXeシリーズ

 製品特徴についてプロダクト・ソリューションズ統括部の吉田尚壮氏は、「“シンプル”、“効率的”、“お買い得”の三拍子がそろった製品。ストレージ管理者がいない企業がデータの増加やサーバ仮想化などの課題に対処できることを目指した」と強調する。

 吉田氏によれば、新製品ではグラフィカルな管理コンソール画面を採用し、担当者がウィザードに従って製品の導入・展開や保守などの作業を容易に行えるように工夫した。1台でNAS(Network Attached Storage)によるファイル共有や、SAN(Storage Area Network)によるストレージ統合の環境を構築できるという。また、他社がエントリーモデルではオプションとしているシンプロビジョニングやデータの重複除外などの機能を標準で提供している。

vnxe2.jpg 管理コンソールの画面。例えば、障害発生時にはハードウェアの画像に故障個所が示され、ポップアップで故障内容や対応手順などが表示される。オンラインヘルプ機能では動画による解説も提供

 説明会では、ファイル共有環境やVMware上のデータを格納する環境をウィザードに従って短時間で構築する様子をデモで披露した。ファイル共有環境は、ボリューム名や容量などを割り当て、ディレクトリのパスを指定するなど10ステップほどの操作で構築できるという。VMware環境も8ステップほどで構築できる。こうしたウィザードは5パターンを用意する。

vnxe3.jpg Microsoft Exchange、VMware、Microsoft Hyper-V、共有フォルダ、汎用iSCSIストレージの5つの設定ウィーザードがある

 吉田氏は、「二次代理店を含めたディストリビューターの支援体制も強化する。上位モデルの機能を使いやすい形で提供することで、中堅・中小企業向けストレージ市場での立場を広げたい」と述べた。

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