iPad版「Opera Mini 6」登場 Safariより多いタブ表示が可能に

iOS版のOpera MiniがiPadに対応し、ピンチズームのサポートやTwitterやFacebookに直接投稿できるShareボタン、多数のタブを開いておけるVisual Tabs機能が追加された。

» 2011年05月25日 08時05分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 ノルウェーのOperaは5月24日(現地時間)、モバイル版Webブラウザ「Opera Mini 6」をアップデートし、iPadに対応させたと発表した。iPhoneとiPadのユニバーサル版で、米Appleの日本のApp Storeからもダウンロードできる。

 主な改良点は、スクロールや拡大縮小操作の高速化、ピンチズーム(2本の指で操作する拡大)への対応、TwitterやFacebook、My Operaでの共有のための「Share」ボタンの追加など。

 opera share Shareボタン

 iPad版では、デスクトップ版と同じVisual Tabsを表示できる。iPadの標準ブラウザであるSafariではタブを切り替えるためにはいったんタブページを開く必要があるが、OperaではVisual Tabsによって表示中のページから直接移動できる。また、Safariで開いておけるタブの数は9ページまでだが、Operaではより多くのタブが表示できる(上限は確認できていないが、メモリ容量次第と思われる)。新しいタブをバックグラウンドで開くことも可能だ。

 opera tab Visual Tabs

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