最新技術で働き方を変える企業が増加中――PC活用の悩みをBPOで解決するセットアップからセキュリティ対策、リモート管理まで

PCの持ち出しを認めたいけど……。業務の現場がPC活用を求めても、過去に決めた運用ルールが障壁になる場合が少なくない。何とか解決したいというIT管理者の負担も大きなものだ。しかし、そのような企業の課題を解決する最新の技術を駆使したアウトソーシングサービスが既にあることをご存じだろうか。

» 2011年05月27日 10時00分 公開
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1つの窓口でPCのあらゆる悩みに応える

 今、多くの企業で注目されているのがワークスタイルの変革だ。自宅や外出先でもオフィスにいるのと同様に仕事ができる環境を整備し、社員の生産性や業務効率を高めるというものだ。ライバル企業に打ち勝つ競争力の実現や、優秀な人材の獲得にも貢献するだろう。また、東日本大震災や計画停電から業務の中断を余儀なくされた企業も多く、事業継続性の観点からもオフィスに縛られない多様なワークスタイルが注目されることとなった。

 ワークススタイルの多様化を実現する上では、PCをオフィスの外に持ち出せるようにするなどのIT活用が不可欠である。しかし、オフィス内と同等のセキュリティを確保しなければならない。かつては、オフィスの外でPCを安全に使用するための手段があまり無く、「PCの持ち出しは禁止」といった運用ルールによって厳しく制限されてきた。セキュリティのルールは容易に変更するものではないために、PCを活用したくても解決手段を見出せないという企業が多く存在する。

 ほかにもPCの利用形態が変化すれば、IT部門もそれに対応しなければならず、業務の手間やコストの増大が懸念される。自社だけで対応しようとすれば大きな負担になるが、その作業をアウトソーシングによって支援するサービスがある。例えば、NECグループのNECキャピタルソリューションでは、ライフサイクルに基づいてPCの調達から廃棄までを行う「PC-PITサービス」や、PCをオフィスの外へ持ち出す際に必要なセキュリティ対策の実現を支援する「SecureDoc Managed Service」を提供している。

NECキャピタルソリューション シニアディレクター 荒谷茂伸氏

 PC-PITサービスは、NECグループ各社やアライアンスパートナーの運用管理やセキュリティ対策のサービスを組み合わせ、同社がワンストップで提供する。PCのセットアップから納品までを行う「キッティングサービス」や、PCの故障対応を行う「障害対応サービス」、利用し終えたPCのデータを消去して情報漏えいを防ぐ「データ消去サービス」、標準カタログの注文から契約・資産情報の照会までが行える「Webサービス」などのメニューがある。

 SecureDoc Managed Serviceでは、同社が紛失・盗難対策を施したPCをセットアップして提供する。万が一PCが紛失・盗難に遭えば、同社のサービスデスクが遠隔操作でPCを起動させなくするといった悪用防止の対応を取るものだ。

 NECキャピタルソリューション シニアディレクターの荒谷茂伸氏によると、同社のサービスを利用してワークスタイル改革を進める企業が増えているという。

 ある大手企業では情報漏えいを懸念してPCの持ち出しを禁止していた。だが、ライバル企業が営業活動でモバイルPCを活用するようになり、同社でもPCの持ち出したいという現場の声が高まるようになった。そこでNECキャピタルソリューションのサービスを活用し、セキュリティ対策を施したモバイルPCを500人の営業担当者に支給してワークスタイル改革を進めた。当初は数人規模で始め、その効果を確認してから導入規模を拡大した。

 また、従業員数が約150人のホスティング企業でも、同様に情報漏えいのリスクやコンプライアンスの観点からPCの持ち出しを禁止していたが、NECキャピタルソリューションのサービスを利用して、従来のセキュリティポリシーを変更することなく、PCを持ち出せるようにした。100人ほどの従業員が在籍する受託開発企業では、Windows 7への移行に伴うPCの導入コストやセキュリティ対策の手間を軽減するため、NECキャピタルソリューションのサービスを活用しているとのことだ。

最新技術でクライアントPCのTCOを最適化

 NECキャピタルソリューションは、長年に渡るリース事業を通じて、顧客企業が抱えるPCの導入から廃棄までのライフサイクルに関わるさまざまな課題を解決する取り組みを進めてきた。それが可能になったのは、インテルのクライアントPC管理技術「インテル® Core™ vPro™ テクノロジー (以下vProテクノロジー)」のような最新技術の進化がある。PC-PITサービスやSecureDoc Managed Serviceも、vProテクノロジーの進化によって実現したものだ。

 「当社では最新の技術と世界的に実績のある製品やサービスを組み合わせることで、企業規模を問わず、あらゆる企業がクライアントPCに関わるトータルコストを最適化できる支援を行いたいと考えています」(荒谷氏)

 6月からは、新たに「PIT-RMMサービス(※RMM=Remote Monitoring and Management )」という新サービスも開始する。PIT-RMMサービスは、vProテクノロジーの電源管理機能とカナダのソフトウェア企業が開発した管理ツールを組み合わせ、同社のサービスデスクで顧客企業のクライアントPCを遠隔から管理するというものだ。例えば夜間に遠隔操作でPCを起動させて、セキュリティパッチを適用したり、アプリケーションを更新したりといった作業を行い、作業後にPCをシャットダウンする。担当者が夜間にオフィスに出向いて作業を行うといった負担が解消されるだろう。

 企業が将来にわたって競争力を持ち続けるためにもITの活用は避けて通ることができない。一方でITにまつわるコストの削減や効率化の経営サイドの要請も強まるばかりだ。この相反する課題を乗り切るために、NECキャピタルソリューションが提供するようなアウトソーシングサービスの活用を検討してはいかがだろうか。

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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia エンタープライズ編集部/掲載内容有効期限:2011年6月26日