SAPジャパン、「Business Suite 7」の拡張パッケージをリリース

ERPやCRM、SCMなどを含む「SAP Business Suite」を拡張するパッケージでは、300以上の新機能を利用できるようになる。

» 2011年05月27日 17時07分 公開
[ITmedia]

 SAPジャパンは5月27日、「SAP Business Suite 7」の機能を拡張するアップグレードパッケージ「Innovations 2010」の提供を開始した。業務を中断することなくシステムをアップグレードできる。

 Innovations 2010は、SAP Business Suiteで提供するERPやCRM、SRM、PLMのコアアプリケーションが対象。主に以下の導入効果をもたらすとしている。

  • マスターデータガバナンス――ビジネスネットワーク、環境、プロセスの複雑さにかかわらず、サプライヤーや資材に関するデータの整合性を保証する
  • シェアードサービスフレームワーク――財務や人事業務領域でのプロセスの効率化と大幅なコスト削減
  • 製品構造の同期化――製造業界の企業向けで、設計BOMと生産BOMとの連携(同期化)
  • リニア資産管理――保全作業者向けで、時間と場所を問わず作業に必要な情報や文書へ迅速なアクセスと更新の実現などを提供
  • コンバージェントチャージング――ユティリティー業界や通信業界向けで、今回は2回目の提供。請求書一括送付領域での機能拡張、複数の製品、異なる価格、幅広いプロモーション等の複雑な管理を簡素化する

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