NEC、Xeon E7系搭載のHAサーバを発表――大容量メモリキャンペーンも待機電力を最大約30%削減

NECは、XeonプロセッサE7-8800/4800系を搭載するHAサーバを発表。性能を向上しつつ、待機電力を最大約30%削減したという。大容量メモリをセットにした台数限定キャンペーンも実施する。

» 2011年05月31日 16時24分 公開
[石森将文,ITmedia]

 NECは5月31日、XeonプロセッサE7-8800/4800系を搭載したスケーラブルHA(High Availability)サーバ「Express5800/A1080a」を販売開始すると発表した。

 本製品の特徴は、インテルの新プロセッサを採用したことによる性能の向上(従来機種と比較して約30%の向上)。また低電圧版メモリを採用したり、冷却用ファンの制御プログラムを改善したりすることで、待機時の消費電力を最大約30%削減した。

 HAサーバとしての新機能については、同時に2つのメモリ(DRAMチップ)が故障しても動作を継続できる「Double Device Data Correction機能」を備えた。従来から提供している「MCA(マシンチェックアーキテクチャ)リカバリ機能」や、ハードディスクおよび電源の冗長化などといった施策と組み合わせることで、システム全体の可用性を高められるという。

 なおNECでは、本体と1テラバイトのメモリをセットにした「Express5800/A1080a 大容量メモリパック」を、台数限定のキャンペ−ン価格(税別1980万円)で提供する。提供開始は6月下旬の予定だ。

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