ニクサン、10Gbps対応のネットワーク監視アプライアンスを発売

ニクサンは、10Gbpsの双方向通信(20Gbps)に対応したネットワークセキュリティアプライアンスの最新版を発売する。

» 2011年06月06日 16時26分 公開
[國谷武史,ITmedia]

 ニクサンは6月6日、ネットワーク監視アプライアンス製品「NetDetector Alpine」の最新版を7日に発売すると発表した。10Gbpsの通信での全パケットを取得して分析および記録ができるほか、10Gbpsの双方向通信(20Gbps)にも対応する。

 NetDetector Alpineは、ネットワークのトラフィックを数カ月から数年単位で継続的に監視する。フォレンジックやネットワークパフォーマンス管理、通信パケット分析、トラブルシューティングなどのソフトウェアを搭載しており、監視データをソフトウェアによる解析で、外部からの攻撃や組織内部からの不正な通信などの調査が行える。

 最新版では、処理性能の強化による大規模トラフィック環境への対応のほか、取得したパケットデータを保存するストレージ容量を全モデルで増強し、最大180テラバイトまで保存できるようにした。

 製品の参考価格は500万円から。住商情報システムが販売する。

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