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» 2011年06月09日 07時00分 公開

ラネクシー、仮想化環境やデータセンター向けバックアップソフトを発売

ラネクシーは米StorageCraftが開発するバックアップ/リカバリ製品「ShadowProtect」の販売を開始する。

[國谷武史,ITmedia]

 ラネクシーは6月8日、米StorageCraft Technologyと総販売代理店契約を結び、StorageCraftのバックアップ/リカバリ製品「ShadowProtect 4」の国内販売を開始すると発表した。既存製品のほか、新たに仮想化環境やデータセンター事業者での利用に対応したエディションも展開する。

 StorageCraft Technologyが開発するShadowProtectは、Windowsマシンのイメージバックアップ/リカバリに特化しているのが特徴で、これまでに全世界で約30万ライセンスの販売実績があるという。

 ラネクシー ソフトウェア事業本部長の竹田昌生氏は、「ShadowProtectは短い時間でバックアップ/リカバリができる点に定評があり、仮想化やクラウド環境にもいち早く対応するなど、非常に注目される製品を市場に提供できる」と、総販売代理店契約の意義を強調した。

ShadowProtect 4 for MSPを用いて障害発生での高速復旧が可能になるという

 同社が販売を開始するのは、PC向けのDesktopエディション、Windows Server向けのServer/SBSエディション、USBメモリでバックアップを行うITエディション、大規模環境向けのImageManager Enterprise、仮想化環境向けのVirtual Server/Desktopエディション、データセンター事業者向けのfor MSPとなる。

 Virtual Server/Desktopエディションは、VMware、Microsoft Hyper-V、Citrix XenServer、Oracle VirtualBoxの各ハイパーバイザー上で稼働する仮想マシンのバックアップが行える。DesktopエディションやServer/SBSエディションとほぼ同等の機能ながら、価格は約3分の1になる見込み。仮想マシンの台数に応じたライセンスを購入する仕組みである。

 for MSPではデータセンター事業者が顧客企業向けに新規サービスを提供できるよう、ライセンスの有効化/無効化、課金などの仕組みを含めた管理基盤を提供する。例えば、ホスティングサービスの利用企業向けに、サーバのバックアップサービスも提供するといったビジネスモデルが想定される。

 ShadowProtectの技術特徴について、StorageCraft 最高技術責任者のスコット・バーンズ氏は、独自のスナップショット技術でセクター単位でのバックアップを行うため、高速でのバックアップを可能にしていると説明する。最短15分間隔でバックアップが行え、競合製品よりもデータの保護を強化できると優位性を説明した。

 StorageCraftは4月に日本法人も設立しており、ラネクシーとの事業展開や製品開発支援などの業務に当たる。営業部長の岡出明紀氏は、「企業顧客の拡大に注力していく。また個人向けの販売も予定しており、バックアップ製品市場で存在感を示したい」と述べた。また、Linuxマシンへの対応も進めているという。

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