ミラポイントは、メールセキュリティアプライアンス製品の有償オプションとして提供してきた迷惑メール対策機能の「MailHurdle」を無償化すると発表した。
ミラポイントジャパンは6月21日、迷惑メール対策機能の「MailHurdle」をメールセキュリティアプライアンス製品「RazorGate」の標準機能として新たに提供すると発表した。従来のMailHurdleは有償オプションとして販売していた。
MailHurdleは、送信者の信ぴょう性を評価する「グレイリスティング方式」を利用した迷惑メールのフィルタ機能。迷惑メールの送信サーバには再送処理がほとんど行われていないという傾向を利用し、初めて送信されたメールは同機能でいったん送信者に「トラフィックが混雑している」と通知する。再送されたメールは正規のメールと判断して受信する。
RazorGateの迷惑メール対策には、このほかIPアドレスによる判断や送信ドメイン認証のSPF、パターンマッチング、ポリシーチェックなど複数の機能を搭載する。MailHurdleを搭載したRazorGateは同日から提供を開始している。
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