ミツワ化学、ERP製品「EXPLANNER」のクラウドサービスを導入

プラスチックメーカーのミツワ化学は、生産管理業務にNECのクラウド型ERPサービス「EXPLANNER for SaaS(生産)」を採用した。

» 2011年06月22日 12時59分 公開
[國谷武史,ITmedia]

 プラスチックメーカーのミツワ化学は、2月から国内工場における受注から生産管理の業務に、クラウド型ERPサービス「EXPLANNER for SaaS(生産)」を利用しているという。同サービスを提供するNECネクサソリューションズが6月22日に発表した。

 NECネクサによると、EXPLANNER for SaaSが採用された理由は、基幹システムの更新に際して、ミツワ化学が検討した業務の標準化や運用負荷の軽減、海外拠点への対応、新機能への対応強化などの条件に合致したためという。

 ミツワ化学では、「クイックスタートパック」というサービスや機能の習得の後に業務プロセスの見直する導入手法を利用して、短期間での導入を実現した。Webブラウザやインターネット環境があれば利用できるクラウドサービスの利点を生かし、海外拠点でも迅速にシステムを立ち上げることができ、海外と国内で同一のシステムによる生産状況の管理が可能になった。生産計画やMRPなどの機能を拡充し、原価管理の分析といった新機能も導入した。

 NECネクサは今後3年間で60ユーザーへの導入を目標にしている。

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