NECと日本オラクル、BPM製品分野で協業

NECと日本オラクルは業務プロセス管理(BPM)製品の分野で協業する。間接業務の作業時間を年間でのべ400時間短縮した九州日本電気ソフトウェアでのノウハウを活用する。

» 2011年06月29日 17時28分 公開
[ITmedia]

 NECと日本オラクルは6月29日、業務プロセス管理(BPM)製品の分野で協業することを発表した。オラクルのBPMスイート製品「Oracle BPM Suite 11g」とNECの承認ワークフローパッケージソフトウェア「FlowLites」を組み合わせた仕組みを展開する。

 この取り組みでは、業務プロセスを改善するシステムを早期に構築できるようになるという。NECは同日付で100人規模の「BPM/SOA SI・技術センター」を設立。NEC子会社のNECラーニングでは、Oracle BPM Suite 11gを使用した業務プロセスのモデリングやシミュレーション、最適化に関するeラーニングを既に提供しているという。

 また、九州日本電気ソフトウェアが5月にOracle BPM Suite 11gを国内では初めて導入し、間接業務での作業時間を年間でのべ400時間(前年比50%)短縮したという。NECとオラクルはこの事例でのノウハウも活用するとしている。

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