まちづくり三鷹 地方公共団体向けにBCPの策定を支援

三鷹市が策定した「三鷹市ICT事業継続計画」の実績をもとに、まちづくり三鷹とアビームコンサルティングがBCP策定支援サービスを開始する。

» 2011年07月07日 16時46分 公開
[石森将文,ITmedia]

 三鷹市の第三セクターである「まちづくり三鷹」とアビームコンサルティングは7月7日、地方公共団体向けにBCPの策定を支援する「ICT事業継続計画策定支援サービス」を開始すると発表した。

 同サービスは、2011年3月に三鷹市が策定した「三鷹市ICT事業継続計画」のノウハウをもとにしたもの。地震や津波といった災害による被害だけでなく、サイバーテロのリスクなどにも備える形でITシステムの継続性を高めるという。一般にBCPの策定には、現状業務の調査や資産の把握などに手間を要するが、三鷹市の実績に基づいた「ICT-BCPフレームワーク」を用いることで、導入負荷を低減できるという。

 顧客となる公共団体のニーズにより価格は異なるが、目安として900万円程度としている。

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