SMB向けの共有ストレージ管理製品を発表 ヴイエムウェア

ヴイエムウェアは中堅・中小企業向けの共有ストレージ管理ソフトウェア「VMware vSphere Storage Appliance」を発表した。

» 2011年07月13日 18時22分 公開
[ITmedia]

 ヴイエムウェアは7月13日、中堅・中小企業(SMB)向けの共有ストレージ管理ソフトウェア「VMware vSphere Storage Appliance」を発表した。

 新製品の活用によって、サーバの内部ストレージをストレージの共有プールへと転換することで、共有ストレージ製品(外部のストレージハードウェア)が不要になる。インストールと構成は非常にシンプルであるため、数回のクリックでアプリケーションを利用することが可能になる。

 加えて、仮想化環境の管理プラットフォーム「VMware vCenter Server」との統合により、サーバとストレージ双方を使い慣れたコンソールから一元管理できるほか、サーバ仮想化ソフトウェア「VMware vSphere」が提供するビジネス継続性および自動化に関する「High Availability」「vMotion」、「Distributed Resource Scheduler」などの機能も利用可能である。

 市場予想価格は74万9000円で、2011年第3四半期後半から提供を開始する。

 同社では、SMBに対する仮想化ソリューションの導入が急増しており、ここ2年間で顧客数は3倍に増えたとしている。

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