大阪ガスはデータ活用基盤システムの刷新により、全社的なデータ活用力の強化や、経営判断の迅速化を見込む。
大阪ガスは、日本オラクルの「Oracle Exadata」を利用した全社共通のデータ活用基盤システムの稼働を開始した。システム導入を担当したオージス総研と日本オラクルが7月19日に発表した。
Oracle Exadataは、サーバ、ストレージ、ネットワーキング機能、ソフトウェアなどで構成するデータベース製品。新システムでは同製品の処理性能を生かし、大阪ガスの日常業務で発生する、ガスメーターの計測データやガス販売データなどさまざまなデータの全社的な管理・分析・活用を可能にした。
また、価格が日々変動するLNG(液化天然ガス)需要データの迅速な収集や分析を実現した。これにより大阪ガスは、従業員によるデータ活用力の強化や、経営における意思決定の迅速化、IT投資の効率化などを見込む。
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