富士通が文書管理システムをSaaSで提供

富士通および富士通中国システムズは、文書管理システム「Documal」のSaaS型サービス「Documal SaaS」を発売した。

» 2011年07月20日 14時45分 公開
[伏見学,ITmedia]

 富士通および富士通中国システムズは7月20日、文書管理システム「Documal」のSaaS型サービス「Documal SaaS」を販売開始した。

Documal SaaSのサービス概要 Documal SaaSのサービス概要

 新サービスは、文書の保管や検索、申請書類のワークフロー、コンプライアンスに対応したログ管理などのドキュメント管理機能を持つ。SaaSで提供されるため、国内外の拠点間や取引先とドキュメントを共有し、作業の進ちょく情報や最新情報をリアルタイムに確認できる。システムの初期投資を抑え、短期間で導入可能な点も特徴だ。

 調達や購買、品質管理などさまざまな業務で利用できるテンプレートを3種類用意する。具体的には、連絡票管理、購入/納入仕様書、掲示板などのフォーマット・ワークフローの「取引先情報共有テンプレート」、クレーム報告書、受入検査書、検査成績書などのフォーマット・ワークフローの「品質管理テンプレート」、事務規程、通知通達などの書類フォーマット・ワークフローの「マニュアル公開テンプレート」。これらは簡単なメンテナンス作業を加えるだけで、ユーザー独自の業務用語・仕様に変更できる。

 価格は、初期費用として「導入基本サービス」が30万円(税別)、各テンプレートが30万円。月額費用として、100アカウント、ディスク30ギガバイト付きの「運用基本サービス」が10万円。アカウントを増やすごとに追加料金が発生する。

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