インターネットおよびメールの接続情報システムの基盤として、ソフトバンクモバイルが「Oracle Coherence」を採用した。
ソフトバンクモバイルは、インターネットおよびメールにおけるユーザーの通信量増に対応するためシステムを刷新する。システムを提供した日本オラクルが7月25日に発表した。
ソフトバンクモバイルが採用したのは、インメモリ・データグリッド製品「Oracle Coherence」。これは、複数ハードウェアで構成されたサーバ群によって仮想的な共有メモリ領域を確保し、大量のデータを高速処理する技術で、同社はインターネットおよびメールの接続情報システムの基盤として導入する。これにより、既存システムと連携しつつ、高い耐障害性と規模拡張性を実現し、通信量の増加に対応することが可能になるという。
2012年中に新システムの稼働を目指す。
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