千葉県庁がITシステムを全面的に刷新

システムを刷新すべく、千葉県庁はNECのセキュリティソリューションやサーバシステムなどを採用した。

» 2011年07月26日 12時43分 公開
[伏見学,ITmedia]

 千葉県庁はセキュリティ強化などを目的にITシステムを刷新した。今年2月から全面稼働している。システムを提供したNECが7月26日に発表した。

 新たに構築したシステムでは、NECのセキュリティーソリューションを活用して、システム全体のID管理・認証を強化したほか、各PCの操作ログをリアルタイムに一元管理することで情報漏えいを抑止できるようになった。

 また、千葉県庁の本庁舎、合同庁舎、拠点などに分散設置されていた認証用サーバ数百台規模を、NECのブレードシステム「SIGMABLADE Express5800/B120b-d」とラックサーバ「Express5800/R110b-1」を用いて数十台規模に最適化した。これらのシステムを統合管理ソフトウェア「WebSAM SigmaSystemCenter」で一元管理することで、効率的なシステム運用が可能になった。

 節電対策も強化した。県庁職員すべてのPCを「VersaPro タイプVD」に置き換え、OSを「Windows 7」へ移行したことで、PC1台あたりの消費電力を従来比で約50%削減できるとしている。

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