スマートデバイスの電子証明書の利用を容易に、ベリサインがサービス強化

日本ベリサインは、スマートフォンの認証や端末管理に用いる電子証明書の認証局を共同利用するサービスを開始した。

» 2011年08月24日 15時07分 公開
[ITmedia]

 日本ベリサインは8月24日、電子証明書を利用したクラウド型のスマートフォン管理・認証サービス「ベリサインMDM powered by CLOMO」でのシェアード型認証局サービスの提供を開始した。従来の占有型認証局に比べて、費用を抑制できる。

 ベリサインMDM powered by CLOMOは、スマートフォンを企業で利用する際に、電子証明書を用いた認証やVPN接続などのセキュリティ設定を遠隔操作で行えるサービス。シェアード型認証局では、既定の証明書プロファイルパターンを使用するため、認証局の構築費と年間維持費が不要になり、数日間で利用を開始できるという。

費用 専用型認証局 シェアード型認証局
管理アカウント開設費 2万円
認証局構築費 別途見積り 不要
管理アカウント維持費 3万6000円
MDM+証明書ライセンス費(1デバイス当たり) 7200円
認証局維持費 98万円 不要

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