デルがEqualLogicの新製品を発表、ストレージの拡張性を向上

EqualLogicの新製品3モデルと最新版ファームウェアをリリースした。

» 2011年08月25日 13時34分 公開
[ITmedia]

 デルは8月25日、ストレージ製品「EqualLogic」の新モデルとなる新製品「Dell EqualLogic FS7500」「同PS6100シリーズ」「同 PS4100シリーズ」と最新版ファームウェア「Dell EqualLogic ファームウェア バージョン5.1」の提供を開始した。

 Dell EqualLogic FS7500は、ミッドレンジ向けのスケールアウト型ユニファイドストレージ。既存のiSCSI SANスケールアウト型ストレージと連携して、NASの機能を拡張できる。また、2010年に買収したExanetのクラスタファイルシステム「Dell Scalable File System(DSFS)」を搭載しており、単一のファイルシステムを最大510テラバイトまで拡張できる。

Dell EqualLogic FS7500

 Dell EqualLogic PS6100シリーズおよびPS4100シリーズは、前モデルに比べてIOPS性能を約60%、ラックスペース効率を50%、それぞれ向上をさせた。容量や要求する性能に応じて増設や取り外しが容易である、ストレージプールでの動的な負荷分散も実現している。

 ファームウェア バージョン 5.1ではiSCSIでのデータセンタ・ブリッジング(DCB)をサポートしている。参考価格はFS7500が420万円から、PS6100およびPS4100シリーズが207万円からとなる。

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