CA、ハイブリット型システムにも対応した運用監視基盤「Nimsoft」をリリース

レガシーシステムやクラウド型システムなどの複数のシステムを一元的に管理できる「Nimsoft Monitor」を発売した。

» 2011年08月30日 15時04分 公開
[ITmedia]

 CA Technologiesは8月30日、システム管理の新製品「Nimsoft Monitor」を発売した。レガシーシステムからクラウドサービスのシステムまで、複数システムのインフラリソースを一元的に管理できるようになる。

 同製品は、CAが2010年3月に買収したNimsoftの管理製品で、世界36カ国1000社以上が導入している。クラウドコンピューティングの台頭で、自社システムと外部サービスとの組み合わせや、複数サービスの組み合わせといったハイブリット型のシステム運用が広がりつつあり、複数のシステムをまたがった統合管理の手段を提供することで、ユーザー企業での業務効率化やコストの抑制を支援するという。

 独自のメッセージパスやAPI、SSL暗号化通信などによって各種システムの情報を安全かつ確実に集約できるようにしているほか、エージェントの有無といった要件を自由に組み合わせることができる。また120種類のプローブを保有しており、ユーザーはインターネットから必要なプローブを入手して、容易にモニタリング環境を構築できるとしている。

 管理のユーザーインタフェースは、Webベースとなっており、レイアウトのカスタマイズも自由に行える。ユーザー権限に応じて、提供する情報を制御できるようにもなっている。

 製品価格は、1年間のサブスクリプション契約によるサーバ50台、ネットワーク機器50台の場合で月額22万1650円(税別)となっている。

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