アイネット、仮想ネットワークに対応したシトリックスのNetScalerを導入

アイネットは、シトリックスの「NetScaler SDX」をデータセンターに導入し、自社のデータセンターサービスや仮想化支援サービスに活用していく。

» 2011年08月30日 16時07分 公開
[本宮学,ITmedia]

 アイネットは、シトリックス・システムズ・ジャパン(以下、シトリックス)の仮想ネットワークに対応した「NetScaler SDX」をデータセンターに導入した。同製品の導入は国内で初めてだという。アイネットとシトリックスが8月30日に発表した。

 NetScaler SDXは、ロードバランス機能、Webアプリケーションファイアウォール(WAF)などのセキュリティ機能をはじめ、さまざまな機能を持つ仮想ネットワーク対応のソフトウェア製品。1台のアプライアンス上で複数のNetScalerのインスタンスを実行できる。同製品のアイネットのデータセンターへの導入・運用支援は、日商エレクトロニクスが担当した。

 アイネットは同製品を、同社のデータセンターサービスや仮想化支援サービス「VAiOS」に活用していく。これによりアイネットの顧客企業は、「負荷分散、キャッシュ、圧縮、SSL-VPN、ID管理、WAFなどNetScalerの機能を、アプリケーションやサービス、サイトごとに最適化して利用できる」ようになるという。

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