ソニー、Android搭載「Sony Tablet」の「S」と「P」を発表

ソニーが、Honeycombタブレット2機種を発表した。「S」は米国で予約を受け付けており、価格は499.99ドルから。折りたたみモデルの「P」は年内発売の見込みだ。

» 2011年09月01日 09時14分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 ソニーは8月31日(現地時間)、4月に発表したAndroid搭載タブレット「Sony Tablet」の新製品の詳細を発表した。「Sony Tablet S」は、米国のオンラインストアでは既に受注を受け付けている(出荷は9月から)。

 4月の発表ではモデル名は「S1」と「S2」となっていたが、「S1」は「S」に、デュアルディスプレイの「S2」は「P」という名称になった。いずれも米Googleのタブレット向けOS「Android 3.1(コードネーム:Honeycomb)」を搭載する。また、両面に1台ずつのカメラを搭載し、マイクロUSBとSDカードをサポートする。

 Sony Tablet Sは9.4インチディスプレイを搭載し、プロセッサはNVIDIAのTegra 2。ネットワークはWi-FiとBluetooth 2.1に対応。サイズは9.5×12.7×0.3インチ(約241.3×322.6×7.6ミリ)、重さは1オンス(約453.6グラム)。価格は16Gバイト版が499.99ドル、32Gバイト版が599.99ドル。

 s Sony Tablet S

 Sony Tablet Pは5.5インチディスプレイを2枚搭載し、折りたためるモデル。プロセッサはNVIDIAのTegra 2。ネットワークはWi-FiとBluetooth 2.1のほか、米AT&TのHSPA+が利用できるようになる見込みだ。サイズは開いた状態で158×180×12〜13.5ミリで、閉じた状態では縦が79ミリに、厚さが26ミリになる。重さは370グラム。年内に発売の見込みで、価格はまだ明示されていない。

 p Sony Tablet P

 ソフトウェア面では、テレビやDVDプレーヤーなどをリモート操作できる機能や、Sony Entertainment Networkのビデオや音楽を視聴できるサービス、PlayStationのコンテンツが楽しめる機能があるほか、ソニーの電子書籍配信サービス「Reader Store」の電子書籍も購読できる。

 なお、日本では「S」が9月17日に発売される(詳細記事)。

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