リアルボタンは、本当に「いいね!」なのか?オルタナブログ通信(3/3 ページ)

» 2011年09月03日 12時00分 公開
[森川拓男,ITmedia]
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アメリカと地震と原発と

 地震直後の1秒当たりツイート数(TPS)が東日本大震災時のTPSを超え、なでしこジャパンのワールドカップ優勝時の最高記録7196件と日本のあけおめ(新年のあけましておめでとうツイート)の6939件に次ぐ5500件だったそうです

 米国東部の大型地震で1秒当たりツイート数が日本のあけおめに次ぐ数に:海外速報部ログ


 先日、アメリカでも大きな地震が発生して話題となった。佐藤由紀子氏「海外速報部ログ」の米国東部の大型地震で1秒当たりツイート数が日本のあけおめに次ぐ数にによれば、「米国の東部ではこれほど大きな地震はあまりないのでみんなびっくりしたようで」、直後のツイート数が「5500件だった」という。激しいツイートが飛び交ったようだ。

 地震で心配になるのは、やはり原発だ。岡本博行氏「The Grouchy Bug」のアメリカの原発地図によると、「ノースアンナの原発2基が停止した」という。アメリカの原発分布図も紹介しており、「東海岸というか、アメリカ東半分に原発は集中して」いるという。

ソーシャルメディア疲れか?

 なんとなくだがこの賞味期限はどんどん短くなってきているような気がする。

 Twitterに続きFacebookも減退期入りなのか:ナレッジ!?情報共有・・・永遠の課題への挑戦


 日本におけるソーシャルメディアの状況はどのようになっているか。斉藤徹氏「In the looop」はmixi, Twitter, Facebook, Google+ 2011年7月最新ニールセン調査、Google+国内ネット視聴率を初公開で、7月度の調査結果を紹介してくれた。今回から新たにGoogle+も調査対象になったようだ。この調査はPCのみのため、携帯電話やスマートフォン、そして専用クライアントからのアクセスを含めるとどのような結果になるのかは不明だ。それでも、多くのユーザーがソーシャルメディアを利用していることは間違いないようだ。

 しかし、吉川日出行氏「ナレッジ!?情報共有・・・永遠の課題への挑戦」のTwitterに続きFacebookも減退期入りなのかによると、米国では「ソーシャルメディア疲れ」が見えているようだ。吉川氏は、「国内に限れば(1つのサービスが)流行ってから飽きられるまでの賞味期限はだいたい2年くらい」で、「賞味期限はどんどん短くなってきているような気がする」と指摘。なお、コメントでは、Facebookを始めたころにアメリカの知人からは「Facebookだと見ないから、emailで連絡頂戴!」と言われたという事例も紹介された。この流れは、日本にやってくるのだろうか。

 以上、8月18〜24日にかけてオルタナティブ・ブログへ投稿されたエントリーの中から、筆者が気になったものをいくつか選ばせていただいた。本稿からオルタナティブ・ブログに興味を持たれたならば、ぜひほかのエントリーにも目を通していただきたい。どこから読めばいいか分からないという読者は、オルタナティブ・ブログの歩き方というナビゲーションページを、ぜひ活用してほしい。

 オルタナティブ・ブログを読むには、大きく分けて2つの方法がある。エントリーを個別に読む方法と、ブロガーごとに読む方法だ。

 エントリーを個別に読みたい人は、新着エントリー一覧をチェックするといい。フィード配信もされているので、モバイルツールなど活用すれば、出先でも気軽にチェック可能だ。アクセスランキングから上位エントリーをチェックすることもできる。

 ブロガー別に読んでみたい人は、ブロガー一覧新規参加ブロガーをチェック。顔写真“のみ”一覧から見ると、なかなか壮観でもある。また、いま注目されているブロガーを知りたい場合は、月間ブロガーベスト30を見れば一目瞭然だ。TwitterやFacebookなどのアカウントを公開しているブロガーも多いので、気軽にフォローしてみよう。

 このほか、オルタナブロガーのインタビュー座談会執筆記事もまとめられているので、ブログ以外のブロガーの姿も見てもらいたい。

 オルタナティブ・ブログから、ITの今を知る新たな発見があるはずだ。

ITの潮流が分かるオルタナブログ通信過去記事一覧。


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